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全面スト サムスン電子サービス支会、サムスン本館進入を試みて衝突

瑞草洞サムスン電子本館前上京、焼香所設置...野宿座り込みに突入

ユン・ジヨン記者 2014.05.19 19:06

サムスン電子サービス支会が全面ストに突入した後、 瑞草洞サムスン電子本館前で無期限の野宿座り込みに突入した。 労組は5月17日、労組弾圧に苦しんで自ら命を絶ったサムスン電子サービス支会のヨム・ホソク梁山分会長の遺言により、 全組合員による全面ストライキを決議していた。

サムスン電子サービス支会は5月18日午前9時に全面ストに突入した後、 ソウル上京闘争を行った。 組合員約850人はこの日の午後3時、瑞草洞サムスン本館前に集結し、 全面ストライキ突入記者会見を開いた。 午後4時頃からは本館前にヨム・ホソク烈士焼香所を設置して団体で焼香し、 4時30分から決意大会を開いた。

労組は決意大会の後、午後5時30分から「サムスン李健煕、李在鎔親子が チェ・ジョンボム烈士とヨム・ホソク烈士を死なせた」と糾弾し、 サムスン本館への進入を試みた。 この過程で警察と衝突が発生し、警察はペッパースプレーを散布して進入を阻止した。 約30分ほど警察と労働者の間で衝突が発生し、警察は労組組合員5人を連行した。 サムスン電子サービス支会のウィ・ヨンイル支会長も警察に連行された。

労組は6時10分からサムスン本館前で座り込み、連行者の釈放を要求して集会を開いた。 その後、7時から文化祭を開き、文化祭の後は全組合員がサムスン電子本館前で野宿座り込みに突入する予定だ。

この日の午後3時、金属労組はサムスン電子本館前で記者会見を行い、 無期限全面ストライキ闘争を宣言した。

サムスン電子サービス支会のウィ・ヨンイル支会長は 「チェ・ジョンボム烈士に続いてまた一人の仲間を失った。 だが私たちの涙がまだかわかないうちに、遺体が冷たくなる前に、 警察が仲間の遺体を強奪した」とし 「われわれはこれ以上退く所がない。 もうサムスンとこの土地の政権と、正面から闘う。 これから起きるすべての事態の責任は、政権とサムスンにある」と警告した。

民主弁護士会のクォン・ヨングク弁護士は 「遺体を奪取する時は実に有能な、ゴミのような大韓民国の現実の前に絶望する」とし 「サムスンを保護する政府は世界にも例のない賎民資本の傀儡政権であることを宣言した。 いま、民主労総と金属労組は労働者が死で抵抗する現実の前で躊躇してはならない」と声を高めた。

また、労組は記者会見文で 「金属労組は5月17日に自ら命を絶ったサムスン電子サービスのヨム・ホソク烈士の遺書により、 サムスン電子サービス支会の全組合員全面ストライキを積極的に支援して、 15万金属労働者が共に総力闘争に突入することを宣言する」と明らかにした。

続いて「サムスン電子サービス支会は、烈士の意により全組合員が全面ストを行い全国からここに集まった。 この闘争はサムスン電子サービス支会の勝利がない限り、無期限闘争で進める」とし 「金属労組はサムスン電子サービス支会のヨム・ホソク烈士精神継承のために、 偽装廃業撤回、民主労組死守、生活賃金争奪、賃金団体協議争奪に手段と方法を問わず、 全力で闘争することを宣言する」と強調した。

一方5月17日、サムスン電子サービス支会のヨム・ホソク梁山分会長は、 組合員たちに「私一人により支会の勝利を祈る。 支会が勝利するその日に火葬してほしい」という遺書を残して自ら命を絶った。 5月18日午後には警察がソウル医療院江南本院に安置されたヨム・ホソク烈士の遺体を奪い、衝突が発生した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-05-20 04:55:47 / Last modified on 2014-05-20 04:55:48 Copyright: Default

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