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サムスン電子サービス牙山センター、警察の過剰鎮圧で汚される

センター廃業の日に警察・労組が激しく衝突…警察、カプサイシン乱射

チョン・ジェウン記者 2014.04.01 11:17

サムスングループがサムスンSDIと第一毛織を合併して支配構造を整備した日、 サムスン電子サービスセンターの労働者たちは無差別に連行されていた。 サムスン電子を大株主とするサムスンSDIが巨大系列会社になり、 サムスン一家の後継の構図が描かれた日、サービス労働者たちは解雇されて街頭に追い出された。

3月31日、サムスン電子サービスの忠南牙山センターの前は警察力とサムスン電子サービス・忠南地域労働者が激しく衝突し、修羅場になった。 「偽装廃業」撤回と「雇用保障」を要求する労働者の声は警察の「過剰鎮圧」で汚された。

特に連行者の多数が労組の核心幹部だったため、警察が標的連行をしたという主張が提起されている。 警察はミランダ原則も告知しなかっただけでなく、労働者に現場で手錠までかけて連行したため、人権侵害の議論も起きている。

[出処:金属労組現代製鉄支会]

サムスン一家の後継構図が描かれた日、サービス労働者を街頭に追い出す
牙山、利川、海雲台センター「労組弾圧用偽装廃業」で議論

3月31日、サムスン電子サービスの忠南牙山センターと京畿道利川センターが廃業した。 3月8日に釜山海雲台センターが廃業した。 新政治連合議員と労組、社会団体などはサムスン電子サービスが労組を瓦解させるために廃業を強行していると主張し続け、関連の証拠を暴露してきた。

特に労組幹部である副支会長が所属するなど、労組活動が活発なセンターが立て続けに廃業した点、 労使交渉中に一方的にセンターの廃業を宣言した点などが「偽装廃業」の疑惑をあおっている。

全国金属労組忠南支部 サムスン電子サービス支会の大田忠清圏(西大田、瑞山、牙山、天安、洪城)の分会は、この日の午後4時に温陽温泉駅広場で抗議集会を開いた。 牙山センターまでデモ行進をして △偽装廃業撤回 △廃業で不当解雇された労働者の復職 △不当労働行為中断と労組活動保障などを要求した。

金属労組のチョン・ウォニョン忠南支部長は 「サムスン電子サービスは勤労基準法を守らず、サービス技師は奴隷のように働いてきた」とし 「サムスンの無労組経営を終わらせて民主労組の旗をたてることは、この時代の課題になった」と明らかにした。

続いて「労組弾圧のために偽装廃業し、 牙山市民のサービスを受ける権利を奪ったサムスンと闘おう」と話した。

民主労総のチェ・マンジョン忠南本部長は 「サムスンが労組弾圧をするために本社人員と代替人員を投入して標的監査を行い、昨年末にはチェ・ジョンボム烈士が自ら命を絶った」と強調し 「労組弾圧の延長である偽装廃業を撤回しろ」と要求した。

警察力を大量配置、車両検問...警察「会社が施設保護を要請」
警察、カプサイシンを乱射して16人を強制連行...負傷者発生
ミランダ告知せず現場で手錠をかけ、人権侵害議論も

忠南地方警察庁はこの日、牙山センターの前に約300人の警察力と警察バス車両10台を配置し、センターの入口を封鎖した。 また、牙山センターに入る車両をいちいち検問し、警察は過剰統制をしているという非難が相次いだ。

労組牙山センターのキム・ベシク分会長は 「平和に集会をしてテント座り込みをする計画なのに、なぜ警察が施設保護をするのかわからない」とし 「警察は労働者の声を無視してサムスンを保護し、申告された合法集会を過度に妨害している」と批判した。

警察の関係者は「牙山センターが廃業しても同じビルにあるサムスン電子製品の販売場は営業している」とし 「そのため会社側が施設保護要請をしたので兵力を配置した」と明らかにした。

だがデモ行進を終えた集会参加者が牙山センターの前に廃業撤回を要求するテント座り込みをしようとすると、 警察がこれを過度に妨害したことで批判があがっている。

[出処:金属労組現代製鉄支会]

警察はカプサイシンスプレーを乱射し、労組のテント設置を妨害し、16人の労働者を牙山警察署に強制連行した。 双方間の衝突は午後6時30分から1時間ほど続いた。 このうち労組幹部のユ某氏は警察に殴られ、頭を切る怪我をし、キム某氏は警察によるカプサイシンスプレーを浴びた後、腹痛を訴えて救急車で病院に運ばれた。

労働者たちは自発的に地面に横たわり、 警察の連行車両を阻止して連行者の釈放を要求した。

一方、集会の参加者らは警察の過剰鎮圧を批判して、 牙山センターと牙山警察署の前で徹夜で抗議集会を続けた。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-01 13:42:25 / Last modified on 2014-04-01 13:42:25 Copyright: Default

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