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パノルリム、三回目の公開交渉...サムスン電子、具体的な案を提示

パノルリム、今日の会議で使用者側が提示した案の公開有無を決定

ユン・ジヨン記者 2014.06.25 19:12

パノルリム(半導体労働者の健康と人権守備隊)とサムスン電子が6月25日、3次本交渉を進めた。 この日、サムスン電子はパノルリムに謝罪と補償、再発防止対策などについての会社案を提示したという。

[出処:パノルリム]

パノルリムとサムスン電子は午後2時からソウル市瑞草洞の弁護士会館で約3時間30分程、3次交渉を開いた。 交渉にはサムスン電子コミュニケーションチームのペク・スヒョン専務とコミュニケーションチームのペク・スハ常務、デバイスソリューション(DS)のチェ・ワヌ人事担当常務などサムスン電子側から6人、 パノルリムの常任活動家イ・ジョンナン労務士、故ファン・ユミ氏の父親ファン・サンギ氏などパノルリム側からの11人が参加した。

サムスン電子はこの日、パノルリムの要求に対する回答ではなく、 会社が用意してきた案を提示したという。 今日の交渉では、会社の案について説明があり、 パノルリムは今後の交渉で会社側の案について具体的な話を進める計画だ。

イ・ジョンナン労務士は「使用者側が提示した案は、パノルリムの要求案の項目一つ一つに対する回答形式ではなく、 謝罪と補償、再発防止対策についての会社側の立場を明らかにしたもの」と説明した。 この日、会社はパノルリム側に職業病被害者補償のための補償委員会の構成、 交渉団に参加した8人の被害者と家族に対する補償をまず議論した後、 補償を拡大していくことなどを提案したと知らされた。

双方が問題解決のため具体的な議論に突入した状況だが、 双方の要求案を中心に意見の差を狭めていくのはかなり困難がありそうだ。 イ・ジョンナン労務士は今日、使用者側が提示した案について 「謝罪と補償、再発放置対策などすべての項目が争点になるものと見られる」と説明した。

パノルリムは交渉の直後に会議を開き、 会社がこの日提示した要求案を公開するかどうかを決める方針だ。 以後、交渉は2週間に一回行うことにした。 今日の交渉は5月28日の2次本交渉から約1月後に行われた。

なお会社は交渉で、職業病問題解決を要求する集会、デモに参加する人の一部に限り、 告訴、告発を取り下げるという立場を固守した。 先立って会社は6月9日、パノルリムに職業病問題の解決を要求して集会やデモをした被害家族と活動家の告訴、告発を取り下げるという立場を明らかにした。

だが使用者側は現在裁判または警察調査が行なわれている4件のうち、 交渉に参加している被害家族と活動家についてのみ告訴を取り下げたことで反発をかった。 パノルリムは「被害家族と活動家の告訴、告発を全て取り下げて、 今後の交渉で進展した姿勢を見せてほしい」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-26 07:28:20 / Last modified on 2014-06-26 07:28:20 Copyright: Default

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