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「ユミ氏と共に迎える春」半導体労災死亡労働者追慕

パノルリム、サムスン労働人権守備隊... 3〜6日に追悼行事

ペク・イルジャ記者 2014.03.03 17:02

故ファン・ユミ氏の7周忌追慕と半導体電子産業労災死亡労働者合同追悼行事が3月3日から6日まで進められる。 3月3日午前、ユミ氏が生前に働いていたサムスン半導体器興工場の前では、追慕週間宣言記者会見―「ユミ氏と共に迎える春、今ここに!」が開かれた。

[出処:ニュースセル]

今回の追慕週間イベントは、パノルリム(半導体労働者の健康と人権守備隊)とサムスン労働人権守備隊、ファン・ユミ追慕および半導体電子産業労災死亡労働者追慕委員会などが主催する。 彼らは3月3日から故ファン・ユミ氏の命日の6日まで、器興工場半導体工場から始まり、水原と安養、ソウル市内のあちこちで、サムスン労働人権の問題と職業病問題を知らせていく。 今回の追悼行事には、昨年労働組合を設立したサムスン電子サービスの労働者たちも参加する。

パノルリムのイ・ジョンナン労務士は 「故ファン・ユミ氏のくやしい死を聞いて、2007年11月、まさにここでパノルリムが発足した。 7年の戦いの間、パノルリムに情報を提供してきた白血病、脳腫瘍、希少病などの職業病被害情報の提供者だけでも243人に達し、そのうち92人が死亡した」とし 「しかし、これまでサムスンはずっと職業病被害者を隠し、政府も半導体電子産業労働者の職業病被害を無視してきた」と説明した。

全情報提供者のうち、サムスン電子所属の被害者が146人(死亡57人)で最も多く、その中でもサムスン半導体の労働者が114人(死亡40人)で絶対的に多い。 パノルリムは「これは、半導体工場が多くの有害化学物質を集約的に使用(器興工場だけで化学物質500種以上使用)しているのに、安全保健管理がいい加減だったから」とし 「情報提供のない被害者も考えると、全体被害者ははるかに多いだろう」と明らかにした。

[出処:ニュースセル]

故ファン・ユミ氏の父親で、パノルリム交渉団代表のファン・サンギ氏は、これまでサムスンは職業病被害者の家族に会社と無関係の個人の病気だとか、金で懐柔しようとした事実を伝えた。 続いて「今でもサムスンは、サムスン被害者の家族との対話に誠実に臨み、労働者の労働三権を保障して、二度とこうした問題が発生しないように最善を尽くさなければならない。 腐敗企業サムスンではなく、社会的企業に生まれ変わり、国民から愛され、労働者から愛される企業になってほしい」と明らかにした。

民主労総のイ・サンオン京畿道本部長は「超一流企業のサムスンが、健康な労働者たちを死に追いやったことに対し、責任ある謝罪と対話が必要だ。 半導体工場で働いて死んだ労働者たちだけでなく、サムスン電子サービス労働者との交渉にも誠実に臨め」と要求した。

シン・ヨヌ(サムスン電子サービス労組)氏は 「昨年労組を作るまで、サムスンではサービス労働者だけが苦しんでいると思っていた。 だがサムスンに関するすべての労働者が苦しみ、つらく感じ、死に追いやられた」とし 「労災はすべての労働者が正当に補償されるべき権利だ。 労働者の権利のためにサムスン電子サービス労働者も最後まで連帯して闘争する」と明らかにした。

クォン・ヨングク弁護士は 「サムスン職業病問題に対して7年間戦ってきた結果として、今では被害者とその家族だけでなく、良心的な市民らもサムスンの職業病問題と労働三権弾圧の実体が具体的に知られ始めた」とし 「サムスンはこれ以上真実を隠し、その真実を知らせようとする労働者や被害者家族を弾圧し懐柔することをやめなければならない」と主張した。

追悼行事は3月3日には水原事業場での宣伝戦、水原駅までの徒歩行進を行い、午後7時に「もうひとつの約束」のファン・サンギ氏と一緒にする稲妻コンサートで進められる。 4日には安養と永登浦駅、5日ソウル市庁と明洞、6日午後7時のサムスン本館前で追慕文化祭で終わる予定だ。

[出処:ニュースセル]

付記
ペク・イルジャ記者はニュースセルの記者です。この記事はニュースセルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-03-04 07:22:14 / Last modified on 2014-03-04 07:22:15 Copyright: Default

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