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サムスン白血病労働者を二回殺す勤労福祉公団...再び控訴

故ファン・ユミ、故イ・スギョン氏控訴に続いて...故キム・ギョンミ氏労災認定にも控訴

ユン・ジヨン記者 2013.11.06 10:39

裁判所がサムスン半導体白血病被害者の労働災害を認めたことに関し、勤労福祉公団がまた控訴を提起したことで論議がおきている。

10月18日、ソウル行政法院第1裁判所はサムスン半導体工場白血病死亡労働者の 故キム・ギョンミ氏の遺族が勤労福祉公団を相手に提起した「遺族給与不支給 処分取り消し訴訟」の判決で原告勝訴の判決を出した。

裁判所は判決文で「急性骨髄性白血病とその業務の間には、相当な因果関係が あると見られる」とし、事実上、労災を認めた。先立って勤労福祉公団は、 2010年、故キム・ギョンミ氏に対する労災不承認の処分を出した。

裁判所の判決の後、故キム・ギョンミ氏の遺族と「半導体労働者の健康と人権 守備隊パノルリム(パノルリム)」は、勤労福祉公団の前で控訴を提起するなという 記者会見を開き、理事長と面談して、要請文を渡した。

だが勤労福祉公団は控訴提起最終日の5日午後3時、奇襲的に控訴を提起して、 議論を呼んでいる。

勤労福祉公団は2011年、故ファン・ユミ氏と故イ・スギョン氏に対する裁判所 の労災認定判決にも控訴を提起して非難された。公団が控訴を提起するにあたり 被害労働者の遺族は2年4か月以上、公団とサムスンを相手に法定戦を続けている。

[出処:チャムセサン資料写真]

パノルリムは声明書で「故キム・ギョンミ氏の労災認定判決が出た時、その喜 びもしばらく、故人の遺族とパノルリムは再び勤労福祉公団が控訴をするかと 心労焦燥した」とし「それなのに、勤労福祉公団は控訴を提起した。勤労福祉 公団は、すべての労働者と遺族、国民を敵にするのか」と強く批判した。

続いて「勤労福祉公団が繰り返し控訴するのは労災保険制度の趣旨とそれに基 づく裁判所の認定基準緩和の努力を無視する処置で、公団自身が反労働者的、 親資本的な機関であることを恥ずかしくも明らかにしている」とし、「公団の 控訴により遺族はさらに苦しみをあじわうことになり、労働者の健康と無関係 に利益だけを追う企業『サムスン』への厳格な社会的批判の機会も留保された。 遺族には苦痛を、サムスンには免罪符を抱かせる勤労福祉公団を解体しろ」と 要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-07 04:06:09 / Last modified on 2013-11-07 04:06:10 Copyright: Default

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