韓国:骨壷奪った警察、労組幹部に令状請求 | |||||||
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サムスン電子サービス骨壷奪取で問題の警察、労組幹部に令状請求20日に拘束令状請求、21日に令状実質審査...2000人嘆願書を組織
ユン・ジヨン記者 2014.05.21 13:20
サムスン電子サービスのヨム・ホソク烈士の遺体と骨壷を奪ったという議論に苦しんでいる警察が、 労組幹部3人の拘束令状を請求した。 労組は遺族から葬儀手続きに関する委任状を受けたが、 警察が強制死体引渡しを強行したことで手続き上の問題が提起されているのに、 逆に警察が労組幹部に拘束令状を請求したことに小さくない議論が予想される。 [出処:サムスン電子サービス支会] ソウル江南警察署は5月20日、 サムスン電子サービス支会のラ・ドゥシク主席副支会長とイ・ジョング富川センター分会長など労組幹部2人と 韓国非正規労働センターのキム・ナムス編集部長の3人に拘束令状を請求した。 彼らは5月18日、ソウル医療院江南分院の葬儀場で、 警察のヨム・ホソク烈士遺体強制引き渡しを妨害した容疑を受けている。 警察は彼ら3人に対し、葬儀などの妨害の罪と特殊公務執行妨害罪を適用した。 裁判所は5月21日午後3時、彼らの令状実質審査を行う予定だ。 労組側は反発している。 労組が遺族から葬儀手続きに関する委任状を受け取っているのに、 警察は無理に葬儀手続きに介入し、遺体を奪って、逆に労組幹部の標的捜査をしているという批判だ。 特に5月18日の警察兵力の死体引渡し事件は、 ヨム・ホソク烈士の父親の意によるものだったが、 母親は息子の遺言により死体引渡しや火葬に反対していたので、 法的な争いの余地も残っている状況だった。 その上、母親は19日に密陽公設火葬場で息子の遺体の火葬に反対し 「骨壷ぐらい返してくれ」と要求したが、 警察はまた火葬場に兵力を配置して骨壷を外に持ち出した。 ヨム・ホソク烈士は死亡する前、サムスン電子サービス支会の組合員たちに 「支会が勝利する日に火葬してくれ」という遺書を残し、 両親に残した遺書でも「頼みがある。 私が属したサムスン電子サービス支会に良い結果が出てきたら、その時に葬儀をしてくれ」という意を伝えた。 これにより労組は、父親と母親からヨム・ホソク烈士の葬儀手続きに関する委任状を受け取った。 労組と母親、父親の意見が交錯しており、協議が必要な状況だが、 警察は無理に兵力を配置して遺体を強制的に引き渡したことについての手続き上の議論も提起されている。 金属労組法律院のソン・ヨンソプ弁護士は 「遺族の同意と故人の遺志によって遺体が安置されている状況で、 葬儀手続きを進める権限は明らかに労働組合にあるのに、 警察は何の協議もせず奇襲的に兵力を投入し、遺体を運柩した」とし 「遺体の運柩は父親一人の意思で、母親は相変らず労組に葬儀手続きを委任した状態だった。 こういう場合、警察兵力が投入されても責任と権限がある労組と協議をするべきだった。 だが事前措置もなく、逆にこれを阻止しようとする組合員を連行していった」と批判した。 これに関して江南警察署の関係者は「現在捜査中の事案なので何も話せない」と明らかにした。 18日当時、警察は拘束令状が請求された3人をはじめ、組合員や支援団体など合計25人を連行した。 このうち22人は不拘束で立件されている。 20日から約2000人の市民が3人の拘束に反対する嘆願書を提出した。 彼らは嘆願書で 「当時、警察は公権力を投入する理由や、どこに遺体を移すのか、遺体を移す理由は何かについて何の説明もなく、 いきなり強引に組合員を連行した」とし 「被疑者に罪があるのなら、烈士の最後の道、故人の遺志を敬おうとした素朴な希望しかない。 ぜひ被疑者を一日も早く釈放し、家族と同僚の元に戻してほしい」と訴えた。 警察は5月19日にも瑞草洞サムスン電子本館前で組合員5人を連行した。 現在までにサムスン電子サービス支会のウィ・ヨンイル支会長をはじめ 労組幹部と組合員7人が釈放されていない。 一方労組は今日午後4時、 瑞草洞サムスン電子本館前でヨム・ホソク烈士の遺体奪取を糾弾する決意大会を開く予定だ。 これまでヨム・ホソク烈士と一緒に働いていた釜山、梁山地域の労働者150余人もこの日からソウル上京闘争に合流する。 [出処:チャムセサン資料写真] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-05-22 02:05:27 / Last modified on 2014-05-22 02:05:27 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |