韓国:サムスン白血病6年、初の公式対話か | |||||||
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サムスン白血病6年、サムスン-パノルリム初の公式対話かパノルリム「サムスンの対話の提案を受け入れる」
ユン・ジヨン記者 2013.01.22 13:37
サムスン白血病問題が公論化されて6年ぶりに、サムスンが初めて公式的な対話 を提案した。 サムスン電子は最近『半導体労働者の健康と人権守備、パノルリム(パノルリム)』 に「白血病発病者と遺族に直接会い、対話で問題を解決する意志がある」という 立場を伝えた。パノルリムは、サムスンの対話の提案を受け入れて、実務交渉団 を構成し、協議を始める方針だ。 パノルリムは1月22日午前、江南駅サムスン本館前で記者会見を行ってサムスン の対話提案の経過報告と立場を明らかにした。 昨年11月27日、サムスン電子DS部門のキム・ジョンジュン社長は白血病控訴審 原告側訴訟代理人を通じ「早急に面談の場が用意され、虚心胆慨な対話がなさ れることを期待する」と対話提案の文書を伝えた。その後、パノルリムはサム スン側に二回文書を送り、対話受け入れの意思を明らかにし、1月14日までに 『文書での公式立場』を送るよう要求した。 これに対し、サムスン側は1月11日に文書で「サムスン電子は、白血病発病者と 遺族に直接会い、対話で問題を解決する意志があるという点と適切な代表団を 構成し、対話に誠実に臨むという点を明確にする」とし「白血病発病者と遺族 側でも協議をする時間と場所、担当者や代理人を選定し、早い期間内に知らせ てほしい」と要求した。 今回のサムスン側の対話の提案は、サムスン白血病の最初情報提供者のファン・ サンギ氏(故ファン・ユミ父親)とパノルリムが、サムスン白血病の戦いを始め てから6年ぶりだ。ファン・サンギ氏は「サムスンはユミの死が個人的な病気の ためだと言い、とてもくやしくてじっとしていられず6年間戦ってきた」とし、 「長い戦いで、多くの世論と国民がサムスンを叱責して下さったのでサムスン がやっと対話に出てきた」と説明した。 続いてファン氏は「サムスンは誠実に対話に臨むべきで、労働者たちの人権と 健康を忠実に反映する対話を続けなければならない」と強調した。 パノルリムも立場を発表して「6年という時間、屈服せず戦ってきた苦痛の時間 と努力の結果だと、サムスンの『対話提議』を見ている」とし「パノルリムは 故ファン・ユミの死から約160人の労働者の苦痛に対する責任者であるサムスン の対話提案を公式に受け入れる」と明らかにした。 また「パノルリムは、サムスン電子職業病問題を解決して再発を防止する意味 と意思を確かめ合って対話に臨む。サムスン電子も対話で発生する憂慮を払拭 し、責任を取る姿勢で対話に臨むことを期待する」と明らかにした。パノルリ ムは今後、遺族と議論して、交渉団選定など交渉諸般の事項を議論する予定だ。 なおパノルリムは以後サムスンと白血病問題の真相調査と対策、遺族補償など 広範囲な問題を議論する。イ・ジョンナン労務士は「個人的な意見だが、まず サムスン白血病の真相究明が必要で、サムスンがこれを労働災害と認める態度 を見せなければならない」とし「また今すぐ治療費がなく苦しむ被害者がいて、 これまで経済的苦痛をあじわってきた遺族の補償問題も話さなければならない だろう」と明らかにした。 またパノルリムは、サムスンが対話対象と言及した5人の遺族の他にも潜在的な 被害者まで含む全般的な白血病問題について交渉を進める方針だ。イ・ジョン ナン労務士は「サムスンが言及した5人の訴訟当事者だけの問題で対話するので はないということを明らかにする」とし「被害者の控訴審は今後も続き、サム スンは対話を口実に訴訟の中断を要求する不当な態度を見せてはならない」と 強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-01-23 00:26:50 / Last modified on 2013-01-23 00:30:39 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |