韓国:サムスン解雇者キム・ヨンヒが1年ぶりに地面を踏んだ | |||||||
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サムスン解雇者キム・ヨンヒが1年ぶりに地面を踏んだ…「交渉妥結」サムスン「高空座り込みを早く解決できなかったことに謝罪」
ウン・ヘジン記者 2020.05.29 21:31
サムスン解雇者のキム・ヨンヒ氏が高さ25mの鉄塔に上がってから355日で 地面を踏んだ。 サムスンとキム・ヨンヒ側の交渉が妥結したからだ。 サムスン共対委(サムスン解雇者キム・ヨンヒ高空籠城共対委)は5月29日午後12時頃、 FaceBookの掲示物でサムスンとキム・ヨンヒ側行った合意が妥結した事実を明らかにした。 彼らによれば5月28日午後6時頃、 双方はサムスンの謝罪と解雇期間被害に対する賠償について合意し、 29日午前頃、合意文の点検を終えた。 4月29日から交渉が始まり、一か月で形成された結果だ。 だがサムスンとの合意による謝罪文だけが公開され、 解雇期間の被害補償などについての内容は非公開として処理された。 イム・ミリ交渉団代表は5月29日午後6時、 江南駅交差点CCTV管制鉄塔下で開かれたキム・ヨンヒ勝利報告大会で 「キム・ヨンヒの座り込み問題が双方の合意で2020年5月28日に最終妥結し、 サムスンから高空籠城を早く解決できなかったことについて謝罪を受け、 これでキム・ヨンヒの名誉が回復した」と明らかにした。 サムスン側はキム・ヨンヒ氏に何と25年間の解雇者復職闘争と、 高空座り込み355日目に謝罪をした。 サムスン側は「キム・ヨンヒの長期間高空座り込みを早く解決できなかったことに対する謝罪を申しあげる。 キム・ヨンヒさんは解雇以後の労働運動の過程で会社と対立し、 その苦痛と痛みは治らなかった。 会社がその痛みを積極的に解決する積極的な努力が足りなかったことで、 家族の方々が体験した痛みについて心から慰労する。 早く健康を回復することを望む」と謝罪した。 キム・ヨンヒ氏は消防署のはしご車で地面を踏んだ後、 旗竿をツエにして集会場所に移動した。 サムスン共対委、保癌会などの連帯単位はキム・ヨンヒ氏を喜びながら抱擁した。 キム・ヨンヒ氏は紙上での初めての発言で 「すさまじい苦痛に苦しみながら、 司法府・行政府・立法府を通った。 誰も私を見ずに背を向けた。 それで最後に選択したのが命を投げても社会に解雇労働者の人生がみじめに崩れる苦痛を少しでも知らせたかった。 鉄塔に上がる一週間前、あの鉄塔を見て眠れなかった。 果たして私がサムスンと正面から闘えるのか、いっそ死んで降りてこよう。 私の家庭は本当に言葉でいえないほどの苦痛をあじわってきた。 解雇は殺人」と話した。 合わせて彼は今後もサムスンと正面から闘う仲間たちに対する申し訳ない気持ちを伝えた。 キム・ヨンヒ氏は「私は自分の問題よりも、サムスンのガン保険問題が先に解決することを祈った。 自分自身が恥ずかしくて、ガン患者の人たちと目を合わせられない。 あまりにも腹立たしい」とし 「再開発、再建築の過程で一日で道端に追い出された果川撤去民問題は 17年間、サムスン物産と苦しい戦いをしている。 サムスンが社会的責任を全うできるように関心をお願いする」と伝えた。 イ・ヒャンヒ保癌会(保険社に対応する癌患者の会)の会員は連帯発言で 「私たちが今この戦いで勝たなければ、 グローバル大企業のサムスン生命を信じて加入した子供たちの保険も、 まさにガンにかかれば紙くずになる。 助けてほしい。 サムスン生命がガン患者の命を弄び死に追いやりながら、 これほどまでするとは思わなかった。 人を見て10%から30%まで保険金を(差別的に)支給した」とし 「今(座り込みしている)ガン患者に一日100万ウォンの仮処分をしている。 私たちは毎日のようにサムスン生命の前に出てきて哀願している」と訴えた。 現在、保癌会の会員6人は、サムスン生命2階の顧客プラザで137日間、 座り込みを続けている。 キム・ヨンヒ氏は発言の後に自宅に移動した。 本人の意志により、病院を訪ねることはなかった。 キム・ヨンヒ氏は30日、磨石にある牡丹公園の全泰壹(チョン・テイル)烈士の墓地を参拝する予定で、 来週から全国闘争事業場を訪問して連帯闘争をする計画だと明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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