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声明書 韓国労総の労使政委復帰と鉄道構造調整(案)合意企図を糾弾する

声明書00-1213)

韓国労総の労使政委復帰と鉄道構造調整(案)合意企図を糾弾する。

韓国労総は12日の産別代表者会議で労使政委復帰を公式に決定した。韓国労 総が脱退してから1か月後に労使政委に復帰することに決定したことは、 「銀行合併の動きで引き起こされる金融組合員等の雇用不安に対処し、去る 10日の公共特委で合意された鉄道構造調整(案)を最終確定するため」だと明 らかにした。

われわれはこのような韓国労総の態度がたいへん欺瞞的であるばかりでなく、 現場の労働者の生存権を売って労動貴族の政治的位置づけを高めようとする 反労働者的行為であることを指摘せざるをえない。

鉄道労働者は「鉄道民営化を受け入れて、大規模人員縮小に合意」した去る 10日の労使政公共特委の背信的な決定に対し、既に怒涛のような憤怒で抗議 をはじめた。機関車、車両、整備場をはじめとする多数の現場支部が労使政 委の合意案に対する否決投票に自発的に突入し、合意案の源泉無効を宣言し ようとしている。このような動きは、合意案が完全に無効になる時まで続く はずで、組合員を売り飛ばした鉄労執行部の破廉恥な行動を審判する闘争に 広がるだろう。

金融労働者等の切迫した状況も、決して韓国労総の労使政委復帰の決定の名 分にはなりえない。今、金融労働者たちが体験している極度の雇用不安は何 に起因するのか? 去る7月、豪雨の中でもストライキ闘争で生存権を死守す るという、金融労働者等の火のような意志に、欺瞞的な労使政合意で決着を つけてしまった結果ではないというのか? それなら、すぐに韓国労総がしな ければならないことは、過去の誤りを率直に反省し、新しく形成されている 金融労働者等の闘争の意志を集めて対政府闘争を組織することではないだろ うか?

これにわれわれは韓国労総が労使政委復帰決定と鉄道構造調整の中に対する 本会議の最終合意を即刻撤回することを要求する。同時に、これまでの闘争 過程で鉄道労働者と金融労働者の生存権を崖っ縁においやったことの誤りを 率直に認め、また対政府闘争にたつことを要求する。もし、韓国労総が現場 組合員等のこのような正当な要求を一方的に拒否するなら、韓国労総もやは り御用鉄労執行部と同じく組合員等の闘争において峻厳な審判の対象になる ことを警告する。

2000年12月13日

鉄道民主労組推進委員会

(ソウル市九老区九老5洞31-5、電話:02)856-2086FAX:02)856-2087Home:raillabor.nodong.net)

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