韓国:デザインソウルが露天商を殺した | |||||||
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呉世勲のデザインソウルが結局露天商を殺した「摘発一回で罰金150万ウォンが親庶民か」...露天商たちの怒り
キム・ドヨン記者 2011.03.21 13:25
「殺人的露店摘発で、結局人を殺した」。 最近60代の露天商が中浪区庁の露店摘発に抗議して死亡したことに関し、地方 自治体の強引な露店摘発への批判が高まっている。摘発された露天商に課され る罰金は一回150万ウォンに引き上げられ、これに対する議論も予想される。 全国露天商連合、民主露天商連合、露店労働連帯会議は3月21日、清雲洞の住民 センター前で記者会見を行い、18日の露店摘発で60代露天商が死亡した事件に 「無理な露店摘発をしなければ、このようなむごたらしい事態も起きなかった」 とし「無対策な露店摘発をやめ、欺瞞的な露店管理対策を即刻撤回しろ」と 要求した。 彼らは「今回の露天商死亡事件は単なる事故ではなく、無理に露店摘発をした ことで発生した残酷な事態」とし「最近、露店管理対策などの露天商を対象と する政策が、露天商を窮地に追いやっている」と主張した。 「ソウル市を始め全国に広がる露店管理対策は、露店の合法化を装っているが、 実は露天商を選別して退出させ、人通りの少ない場所に露天商を押込んで枯死 させ、賦課の基準もなく急に値上げられた過怠金は露天商の生きる道をさらに 絶望的にしている」ということだ。 摘発一回で罰金150万ウォン...「新種の露店弾圧」彼らは特に、最近大幅に上げられた罰金を強く批判した。 昨年の道路法施行令の改正で『過怠金の付加基準』条項(第74条)が新設され、 「道路占用許可を受けずに物などを道路に一時積置した場合」に当たる露天商 は、違反1回あたり150万ウォンの過怠金を払わなければならない。これまでの 過怠金の7万〜30万ウォンと較べると、なんと20倍以上値上げされた。 露天商団体が李明博政権のいわゆる『親庶民政策』が欺瞞的だと批判する理由 もここにある。露天商団体はこの日も「李明博大統領が可楽市場で露天商のお ばあさんと抱き合い、里門洞の露店でおでんを買って食べる一方、露店過怠金 を上げて、用役チンピラを動員し、露店摘発をしている」と怒りを露にした。 全国貧民連合のシム・ホソプ共同議長は「李明博政権は、金持ちを助けようと 減税政策をして、露天商は不法という罠で1か月の給料ほどのとんでもない罰金 を課し、殺している」とし「労働者、撤去民、露天商も韓国の主人であり国民 だ。もう国民を殺すな」と話した。 この日の記者会見には統一問題研究所のペク・キワン所長も参加して「露天商 のおばあさんを殺したのは李明博」とし「殺人魔・李明博は今すぐここに来て ひざまずき、大統領をやめて、司法機関は呉世勲(オ・セフン)と李明博を監獄 に閉じ込めろ」と話した。 進歩新党も20日に論評して「今回の事件はソウル市をはじめとする全国の地方 自治体が都市の美観を名目として無理な露店摘発に夢中になったことで発生し た行政殺人」とし「中浪区庁は遺族に謝罪と補償をすることを基本に、再発を 防止する対策を出せ」と主張した。 進歩新党はまた「ソウル市は露店分野の評価で最優秀区を選定し、インセンティ ブを与えるなど『デザイン ソウル』の名で露天商整理を強要した」とし「中浪 区庁を越え、全国地方自治体の反省を要求」した。 露天商団体はこの日、露店摘発中断と道路法施行令改正、行政府に露店関連の 部署を作ることなどを要求する抗議書簡を青瓦台に伝えた。今後、24日と25日、 中浪区庁と国土海洋部前でそれぞれ糾弾集会と記者会見を行い、29日の2時には 清渓広場で『露天商生存権争奪決意大会』を開く計画だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-03-22 21:36:50 / Last modified on 2011-03-22 21:36:56 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |