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明洞再開発3区域、用役とショベルカーで侵奪の危機

施行社と入居者、用役業者の調停期間を置くことにした初日から約束を破る

チョン・ヒョンジン記者 2011.07.18 21:08

7月18日午前4時、明洞聖堂再開発3区域『カフェ マリ』に近い駐車場に40人ほ どの用役と共に、撤去のためのショベルカーが入って来て、住民たちと衝突し た。この日午前5時頃に始まった物理的衝突は散発的に続いている。

当時『カフェ・マリ』にいた70人ほどの入居者と大学生など、支援のために留 まっていた人々と用役の間で衝突が起き、用役は暴言と暴力など物理力を行使 して、大学生1人は足のケガでペク病院に運ばれた。

▲入居者を支援するために夜を明かした人々がカフェ・マリの前でスクラムを組んで守っている。[出処:チョン・ヒョンジン記者]

入居者とカフェ・マリを共に守っていた人々は、スクラムを組んでカフェ・マ リの入口を守る一方、ショベルカーの進入を防ぐために座り込んでおり、入居者は ショベルカーの上を占拠し、用役とショベルカーが撤収するまでは決して降り られないという立場を明らかにし、席を守っていた。

入居者対策委のイ・ジェソン組織部長は、法院が一か月ほどの調整時間をかけ ろという判決を出し、これにより一週間、施行社側弁護士、対策委の委員長と 組織部長、用役側などが3回会って調整することにしたが、月曜の明け方、こう した状況が行われたと伝えた。

▲ショベルカー撤収を要請して占拠した入居者と前を塞いだ学生[出処:チョン・ヒョンジン記者]

入居者はショベルカーの道路占拠、用役の力の行使など、全てが不法に強行さ れているのに、警察は『特に問題はない』という態度を取り続け、実際の暴力 状況が起きた時も関与せず、小康状態だった午前10時からは入居者の不法性を 論じ、解散放送をしていると怒った。

また、ショベルカーで撤去しようとしていた駐車場は、前の日曜から撤去のた めのフェンス作業に入った。しかし撤去時に起きるアスベストに対する調査を きちんとしなかっただけでなく、作業員に安全装備も支給せず撤去をしている。

対策委側は調停期間を持とうという約束を破ってこのように押し通すのは住民 の抵抗をあおることになり、公権力投入の名分を作ろうとしているようだが、 それでも止めないわけにもいかない進退極まった状況だと伝えた。

一方、午前8時30分から小康状態になった現場はまた午後2時頃、衝突状況になっ た。警察は明洞3区域の工事は許可がある以上、合法的な工事で、これを阻止し 続ければ検挙するかもしれないと示唆し、ソウル市中区庁は18日の午後4時に 行政代執行を予告した。

入居者と共に明洞3区域を守る人々は、ツイッターとFaceBookなどで連帯するよう 要請する一方、午後6時にはキャンドル文化祭を開く予定だ。(記事提携= カトリックニュース いまここ)

▲用役と一緒にいる警察。用役による暴力事態にも傍観したばかりか、小康状態でも入居者の不法デモだけを論じて秩序維持線を打ち、数回警告放送をした[出処:チョン・ヒョンジン記者]

▲この日、工事が試みられた駐車場。ここはアスベスト露出の危険の調査がきちんと行われていないが、関係機関はこれを黙認し、施行社はまともな装備もつけずに撤去を進めている。[出処:チョン・ヒョンジン記者]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-20 09:21:09 / Last modified on 2011-07-20 09:21:10 Copyright: Default

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