韓国:民主労総、最低賃金5410ウォン争奪闘争を宣布 | |||||||
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民主労総、最低賃金5410ウォン争奪闘争を宣布「経営界の凍結案を粉砕するのは、国民賃闘の成功しかない」
ユン・ジヨン記者 2011.04.13 20:05
民主労総が2012年の最低賃金現実化のための闘争を宣布した。 民主労総傘下女性連盟、公共労組をはじめとする産別労組組合員と学生、社会 連帯団体の会員約500人が4月12日午後、大韓商工会議所の前で『国民賃闘勝利 のための民主労総闘争宣布式』を開き、2012年最低賃金闘争の突入を知らせた。 この席で民主労総のチョン・ウィホン首席副委員長は、「すでに全国の多くの 最低賃金事業場でストライキ闘争を行い、団結して闘争して、国民の支持の中 で私たちの闘争はすべて勝利した」とし「だが今は個別事業場の闘争を越え、 政府と全企業を対象に最低賃金の値上げを要求する闘争と交渉を始める」と明 らかにした。 すでに最低賃金委員会は8日に全員会議を開き、2012年最低賃金決定のための 第一歩を踏み出した。だが現在空席の最低賃金委員会委員長の席をめぐって、 青瓦台と雇用労働部の内定説が出回り、労働界と政府側が対立した。 最初から難航していた最低賃金委員会は、今後の交渉でもいつよりも労使政の 綱引きが続く展望だ。経営界はすでに『最低賃金凍結』という立場を明らかに し、労働界は5410ウォンへの値上げを要求しているためだ。 チョン・ウィホン首席副委員長は「今年も経営界の凍結案提出の話が聞こえて くるが、やさしい交渉ではないだろう」としつつ「だが昨年のように何百ウォ ンかの値上げで終わらせず、民主労総組合員をはじめ国民が国民賃闘を作り出 すことだけが、使用者の凍結要求案を粉砕する方法」と強調した。 これにより民主労総は6月3日から11日までの1次総力闘争と、6月23日から29日 までの2次総力闘争を展開し、6月1か月間、最低賃金現実化などの生存権闘争の ために組織の力量を集中させる計画だ。この席に参加した金属労組のパク・ユギ 委員長も「6月末の最低賃金闘争と、6月の金属労組全面ストライキをまとめ、 民主労総組合員の力量をすべて集中させる闘争にする」と明らかにした。 民主労総の集中闘争と共に、最低賃金委員会の交渉も6月末まで進められる。最 低賃金委員会の労働界委員9人は、韓国労総と民主労総代表者で構成され、民主 労総からはチョン・ウィホン首席副委員長、イ・チャンベ女性連盟委員長、イ・ ジェヨン民主労総ソウル本部本部長、イム・ドンス民主労総政策室長の4人の 委員が協議にはいる。 イ・チャンベ委員長は「交渉委員はまず最低賃金5410への値上げのために交渉 と闘争をしていく」とし「また二つ目の交渉委員の課題は、独立的機関の最低 賃金委員会を偏向させようとする政府に対し、自主的な最賃委を守って行くこ と」と伝えた。 一方、今回の宣布式には民主労総傘下の最低賃金労働者が参加して、生活賃金 争奪の闘争を決意した。公共労組ソウル京畿支部延世大分会のキム・ギョンス ン分会長は、「われわれは最低賃金法を直すために、資本家のポケットを開か せるために、そして雇用を増やすためにここに集まった」とし「2012年には必 ずこれらすべての要求と共に、最低賃金ではない生活賃金を勝ち取る」と明ら かにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-04-15 02:08:36 / Last modified on 2011-04-15 02:08:38 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |