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外国人保護所から跡形もなく消えた移住労組指導部

強制退去ために仁川空港に連れ出した模様

メディア忠清 www.cmedia.or.kr / 2008年05月16日11時34分

清州外国人保護所に収監されていたソウル京畿仁川移住労働者労働組合(移住労 組)のトルナ委員長とソブル副委員長が跡形もなく消えた。保護所側が5月15日 の午後4時頃、移住労組指導部の面談を要求する市民団体に「もうここにはいな い」と答えた。

そのため移住労組と市民団体は「現在のところ正確には分からない。ただし、 仁川空港に連れていったのではないかと考えられる。詳しいことは夕方になら なければわからない」と伝えた。

民主労総大田・忠北本部と外国人労働者センターなどの市民社会団体は、この 日の午後3時頃に清州外国人保護所がある清州刑務所に集まり、移住労組指導部 の強制連行と清州外国人保護所の人権弾圧を糾弾する記者会見を開いた後、面 会しようとしたがこのような消息を聞いた。

これに対して民主労総忠北本部のキム・ソンボン対外協力部長は、「人権委が 緊急救済命令をするために保護所側に電話すると受話器を取って切ってしまっ たという」とし「恐らく法務部から強制退去措置が出ることを察し、とにかく 空港に連れて行ったようだ」と察した。

説明によれば、5月5日から9日まで、人権保護者への特別報告官(国連Special Representative on Human Rights Defenders)に緊急救済申請を、国家人権委に 人権侵害陳情および強制退去執行中止に対する緊急救済申請を数回提出したが、 これまで保護所側は一方的に人権委の連絡を無視したという。そんなときに保 護所側が強制退去の決定もない状態で問題を起こしたのではないかという。

この状況を伝え聞いた移住労組と市民団体は、「昨年11月の移住労組指導部3人 への強制退去以後、再び移住労組指導部を強制出国させようとするのではない か」と憂慮を示した。

一方、移住労組によれば5月2日の午後、移住労組事務室を出たトルナ委員長は 潜伏していた法務部出入国管理所職員十余人に連行され、同日ソブル副委員長 は家から強制連行された。トルナ委員長とソブル副委員長は清州外国人保護所 に収監された後、各々15日と13日から外部診療許容を要求して、断食闘争を進 めていた。(チョン・ユンミ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-05-29 14:00:50 / Last modified on 2008-05-29 14:00:52 Copyright: Default

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