韓国:4大河川、KBSは『追跡60分放送保留』 | |||||||
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4大河川、KBSは『追跡60分放送保留』..国会は『肉弾戦』『追跡60分』放送保留..言論労組、「4大河川はKBSでは聖域なので禁止」
ユン・ジヨン記者 2010.12.08 19:02
4大河川事業をめぐる政府と与党の勢いが通常でない。9日、国会で与党議員が 激しい肉弾戦も辞さず、単独で2011年予算案309兆567億を通過させた。堰建設 費などの国土海洋部4大河川核心予算をそっくり守ったわけだ。 [出処:進歩政治チョン・テゴン記者] 4大河川事業に対する政府と野党の強い意志は、放送まで保留させるほどだった。 KBSは8日に放送される予定だった[追跡60分]『4大河川事業権回収議論』編の 放送を保留させた。製作スタッフは放送保留に強い反対を表明したが、使用者 側は放送不可の原則を固守した。政府と野党が4大河川を全方向的に護衛し、 公営放送のKBSまで口を閉ざしたのだ。 KBSが放送保留決定の理由としたのは、12月10日に釜山地方裁判所で開かれる 『4大河川洛東江事業施行計画取り消し訴訟』の宣告に影響を与えかねないとい うことだった。特に使用者側は、放送審議規定11条を保留決定の根拠として提 示した。放送審議規定11条には『裁判が継続の事件を扱う時は裁判結果に影響 を与える放送をしてはならず... これと関連して行われた深層取材は公共の利 益を害さないようにしなければならない』となっている。 [出処:KBS追跡60分] だが言論労組は使用者側の立場に対して「明白な言い訳」と批判した。言論労 組は8日、声明書を発表して放送規定11条について「放送自体をしないというの ではなく、裁判の結果に影響を及ぼす内容を放送してはいけないということ」 と説明した。特に、彼らは使用者側が放送内容のある部分が裁判に影響を与え るかどうかを製作スタッフに明らかにしないまま、ただ放送そのものを妨害し ていると批判した。 言論が思い出すべき『公共の利益』にも「放送内容が真実なら即刻放送するの が公共の利益に符合し、公営放送KBSの社会的役割」と指摘した。結局、言論労 組が提起した問題の核心は、KBSが放送内容による裁判結果や公共の利益で放送 保留を決定したのではなく、大統領府の顔色を見て決定したということだ。 特に[追跡60分]製作スタッフは、「天安艦編が放送された後、大統領府の気 持ちが穏やかでなかったのに、4大河川まで放送されるというので大騷ぎになっ た」という話を伝え聞いたという。これについて言論労組は「4大河川事業関連 番組は、KBSでは聖域として禁止するようだ」とし「結局KBS経営陣が大統領府 の権力の顔色を伺い、自ら屈従する決定をしたとしか思えない」と声を高めた。 一方、政府と野党が4大河川事業を強行し、これに対する反対の声も上がってい る。ハンナラ党が肉弾戦の末に予算案をかっぱらい通過させたことで、4大河川 氾国民対策委は8日の午後6時30分から即刻ハンナラ党糾弾キャンドル集会に突入 した。また言論労組は言論の口をふさいだKBSに対し「製作スタッフとKBS本部は 最後まで闘う」と明言した。予算案は通過しても、4大河川事業の疑惑が解消 されない状態で、今後の政府と野党の対処に関心が集まっている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-12-08 23:42:47 / Last modified on 2010-12-08 23:42:49 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |