韓国:KBS新労組、『概念搭載市民文化祭』 | |||||||
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「もう『キム秘書』ではなく、概念搭載KBS」KBS新労組、『概念搭載市民文化祭』進行
ユン・ジヨン記者 2010.07.08 00:54
KBS新労組のストライキ7日目。司法警察との体当たりと、使用者側の建物封鎖 にも、彼らは闘争が『楽しい』と言う。もうこれ以上、国民から『キム秘書』 という侮辱を聞かなくてもいいからだ。(注: キム秘書は韓国語でKim Bi Seo、 つまりKBS) そのためか、月給と職場もさらけ出してKBS新労組が今『概念搭載する』と立ち 上がった。過去の反省と現実への意志を示すという意図だ。彼らはその上、 『概念搭載の夜』という文化祭まで計画した。 7月7日午後7時、汝矣島のKBS前には2500人の組合員と市民がKBS新労組の『概念 搭載の夜』に参加するために集まった。手には『KBSを生かします』というタオ ルを一つずつ持った。MBCのストライキの時は、『MBCを守って下さい』という タオルだったが、今度のKBSストでは『KBSを生かします』という文句だ。 KBS新労組は自分たちが作った映像で「とても『守ります』という言葉は言えま せん。代わりにKBSを生かします」と告白した。それだけKBSはジャーナリズム 精神と公正性、そして信頼度が崩れている状態であった。 KBS新労組のオム・ギョンチョル委員長は、「KBSが崩れて2年たった」とし、 「社会的弱者の側に立つ番組が消え、仲間たちは罷免され、解任され、KBS内部 は敗北感、冷笑主義などで惨憺たる状態だった」と述べた。続いて「何よりも、 国民の非難と嘲弄に耐えられず、新労組でまた立ち上がった。ストライキで答 える」とし、公営放送死守の意志を示した。 KBSのストライキ闘争を一番積極的に支持する人たちは、やはり市民だった。 『言論消費者主権国民キャンペーン』では2箱のモチを新労組に渡し、『江南キャ ンドル』は『キム秘書はMBに、KBSは国民に』という文句が書かれた横断幕を贈 呈した。『言論改革市民連帯』は黄色とピンク色のTシャツ40枚を渡した。新労 組の女性7人組グループの『概念時代』はその服を着て公演を披露した。 KBS使用者側はビルの前に会社の車両でバリケードを作り、司法警察を立ててビ ルを封鎖するなど、ものものしい措置を取った。おまけに本館階段の前にたく さん木を置くということまでしている。だが車両バリケード前の文化祭は、 『楽しい』現場だった。現職KBSラジオのPDは『ストライキの長期化と惨状』と いうグループを結成して公演し、コメディアンのノ・ジョンニョル氏は政治風 刺ギャグで人々を笑わせた。インディバンド、ハックルベリー・フィンの公演と、 新労組が作った映像は文化祭の夜を熱くした。 全国言論労組のチェ・サンジェ委員長は「最近は言論労組の委員長はやりがい がある」と満足そうだった。市民も『最近のようならKBSを見てもいい』という 喜びを取り戻すために、午後10時まで文化祭の現場を守った。『国民の放送、 公営放送』を標榜するKBSが、新しい労組と市民によりKBSを権力と資本から取 り戻す歩みを始めている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-07-09 03:26:24 / Last modified on 2010-07-09 03:26:26 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |