韓国:天安艦報道関連の基本原則 | |||||||
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天安艦調査結果報道、これだけは守って下さい民主言論実践委員会、天安艦報道関連の基本原則を用意
チャムセサン/ 2010年05月18日10時42分
言論労組民主言論実践委員会は、5月20日の天安艦調査結果発表を前に、天安艦 報道に関する基本原則を作り発表した。 民実委の基本原則発表に対し、言論労組は「まだ誰の所行か確実な物証が出て こない状態なのに、5月20日の調査結果の発表に続いて来週には大統領の対国民 談話と国防部の対北朝鮮声明などが続く展望なので、6月2日の地方選挙を控えて 北風を誘導する意図ではないかと疑わざるをえない」と説明した。 また、「軍当局が提示する根拠がどれほど説得力があるのか、誇張された部分 はないのか、推測と仮定で結論を出さなかったのかなどを徹底的に監視しなけ ればならない」とし、「言論が見張り役の責任を忘れて単なる中継に終わった りむしろ先に立って過剰報道をすれば国民の非難を免れない」と憂慮した。 以下は民主言論実践委員会が発表した天安艦報道原則だ。 〈天安艦調査結果報道、これだけは守って下さい〉 もうすぐ天安艦の調査結果が発表されます。 名称は『中間調査結果』になるかもしれませんが、選挙を目前にした今の状況 では、事実上『最終結果』と違わないということは皆よくご存じだと考えます。 これまでわかったことは、煙突から火薬成分が検出され、船体の付近でアルミ ニウムの破片が発見されましたが、軍当局が出処を明らかにできるかどうかは 見守るべきだと思います。 とにかく今の状況では『北朝鮮の所行』とは断定もできず、しかし『北朝鮮と は無関係』と断定することもできない状況です。 その上、これまで軍の説明が一進一退し、真相究明調査委員会の活動が不透明 なうえ、軍関係者や政府当局者が『北風説』を助長してきたため、いかなる調 査の結果が出てきても国民が納得できるかどうかはわかりません。 とにかくわれわれは言論の使命により、軍当局の調査結果発表を忠実に報道し なければなりません。 ところがいくら当局の発表も、言論が見張り役の責任を忘れて無責任な単純中 継に終わったり、作文と誤解される過剰報道をすれば、国民の非難は言論に注 がれるのは自明です。 そのため国民に対し責任ある報道をする次元で次の2種類の基本原則を堅持して 下さることをお願いします。 第1原則:根拠がない推定の排斥 第2原則:政治的悪用の警戒 具体的には報道のABCと言うべき次の後事項に留意して下さい。 1. いかなる結果にも説得力ある根拠(Smoking Gun)を要求する 初めからすべての情報を軍当局が統制してきたので、調査の結果を国民に納得 させる責任もまた軍当局にあります。どんな調査結果になっても、その根拠を 軍当局に要求しなければなりません。説得力ある根拠を国民に提示できないま まで推定のような結果を出した場合、言論がこれを牽制しなければなりません。 2. 言論本来の監視批判機能 発表内容にいい加減な点はないか? 誇張された部分はないか? 政治的な意図が 介入している部分はないか? そうした基本的な疑問を持って報道してください。 3. 過剰報道の自制 これまで軍当局は、情報を統制しながらも軍の関係者や政府当局者を通じ、無 数の発言を流してきました。マスコミ各社は情報に飢えた末、そのようなこと も一方的に報道したばかりか、特に北朝鮮関連の部分ではむしろ浮足立って過 剰報道をしたりもしました。今回の調査結果だけはしっかり確認できたことを 中心に報道して下さい。 4. 政策問題希薄化への警戒 一番重要な問題です。政府当局が天安艦調査の結果をもとに問題化しようとし ても、2か月も続いた事案であるのに加え、すでに北風説をあおってきたので、 大きな影響力はないと民実委は判断しています。 しかし天安艦問題が過度にクローズアップされると無償給食、4大河川、世宗市 など、今回の6.2地方選挙で有権者が一番重要と思う問題が希薄になる危険性が あります。この2か月の『天安艦ブラックホール』の再演は決して望ましくはあ りません。 今回の6.2地方選挙が公安選挙ではなく、政策選挙にすることも言論の責任だと 考えます。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-05-19 07:38:37 / Last modified on 2010-05-19 07:38:37 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |