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新羅ホテル前「韓米FTA阻止」の声

午後は 地下鉄2号線全域で1人デモ

特別取材チーム/ 2006年07月14日14時22分

交渉最終日の決意大会、「韓米FTAは奴隷協定だ」

韓米FTA第二回交渉最終日「韓米FTA中断しろ!」と叫ぶ集会参加者たち。向うに交渉が行われている新羅ホテルが見える。/イジョンウォン記者

14日、韓米FTA第二回交渉最終日にも、新羅ホテルの前では韓米FTAに反対する 民衆の声が鳴り響いた。新羅ホテルの向い側の奨忠教会前で開かれた決意大会 で、集会の参加者は「韓米FTA交渉を直ちに中断しろ」と大声を上げた。

全国民衆連帯のチョングァンフン常任代表は「韓米FTAは奴隷協定だ」とし、 「韓米FTAが締結されれば国も必要ない。ただ超国籍資本だけが残るだろう」 と韓米FTA交渉を強く糾弾した。その後、集会参加者は「韓米FTA交渉は、民衆 にとって何の助けにもならない」と声を集め、FTAと書かれた箱を足で踏みつ ける象徴儀式を進行した。

集会参加者がFTAが使われた箱を踏みにじっている。/イジョンウォン記者

13日の集会での警察による暴力、「警察が言う人権は、警察だけの人権」

決意大会以後、13日の韓米FTA葬式であった警察暴力を糾弾する記者会見が開 かれた。13日、警察は集会参加者が韓米FTA葬式の最後の手続きである幟を燃 やす過程でイベント会場に乱入し、参加者を盾で攻撃した。火を消すために消 火器を噴射したと言うが、消火器の粉末は火ではなく、集会参加者に向かって まかれた。この過程で仲裁に入った全農のムンギョンシク議長にまで警察は無 差別に暴力をふるった。

韓米FTA阻止汎国民運動本部(汎国本)は記者会見文で「警察は交渉初日から記 者会見を暴力的に封鎖し、12日には集会の参加者にこん棒と盾、放水銃などの 暴力を行使した。昨日は自分たちが許可した集会で暴力を行使するに至った」 と、これまでの状況を伝え、「警察が言う人権は、国民の人権ではなく、国民 の基本権を侵害する不法行為など、警察だけの人権でしかないことを見せた」 と警察の過剰対応を強力に糾弾した。

参加者たちは、△イテクスン警察庁長官謝罪、△中部警察署長罷免、△13日の 暴力責任者処罰を要求した。

一方、汎国本は14日を「汎国本所属市民社会団体、韓米FTA阻止のための一日 全面ストライキ」の日に決め、午後1時から2時まで地下鉄2号線全域で1人デモ を行う。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-20 05:19:05 / Last modified on 2006-07-20 05:19:06 Copyright: Default

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