農協中央会持ち株会社の夢はFTAとつながっている

農畜協労働者共同闘争、 12日総力決意大会再集結を宣言

ラウニョン記者 hallola＠jinbo.net

全国農協労組(農協労組)と全国畜産協同組合労組(全畜労)は28日、農協中央会 博物館の前で「農協中央会持株会社会社転換阻止、支配介入粉砕、地域農畜協 構造調整阻止、韓米FTA反対全国農畜協労働者総力決意大会」を開いた。

農協労組のソンジェシク委員長は大会発言で「地域農畜協を5等級に分け、競 争を誘発し、経営診断を理由に文書一枚で強制移行措置を下し、収益が出ない という理由で経済事業場を閉鎖しろ、信用事業オンラインだけにしろと言う」 と述べ、出資で構成された農協中央会がむしろ地域農畜協を支配介入している 現実に怒りを表わした。

全畜労のイムンチョル委員長は「この巨大な農協中央会を真の農民のものにで きるのは、わずかな差を越え農協労働者と畜産協同組合労働者が固い連帯団結 闘争だ」と、この日の共同闘争集会の意味を説いた。

この日連帯発言した全国農民会総連盟のチョンギファン事務局長は「韓米FTA にこうして沈黙している農協中央会が搾取の組織として残るのなら、農民、従 事労働者は中央会を共同で打撃する目標にして戦おう」と訴えた。

続いて映画人対策委のヤンギファン報道官は「農協中央会議持株会社会社計画 と韓米FTAはつながった陰謀」と規定、「農畜協労働者の共同闘争は、韓米FTA 阻止の必要性の確認」と強調した。

農協労組のキムボンレ副委員長は「地域米穀処理場の米が売れず、現地米価格 は下方調整されている」と地域の雰囲気を伝えて「結局秋穀買上げ制廃止は、 韓米FTA交渉の前段階という意味」とつないだ。 続いて「農畜協労働者が死を 迎えざるをえない状況で共に戦い、韓米FTAを防ごう」と主張した。

全畜労の金ヨンジュ・ソウル本部長は「チョンテグン中央会会長と役員は、中 央会で取りまとめて熱心に働く労働者だけが追い出される状況」を糾弾し、 「共同闘争で力を集めよう」と訴えた。

この日の共同集会について、畜産協同組合労組の崔ソクチュ教宣部長は「米国 財界会議は農畜協の政策資金全面中断の要求を主張している」と例をあげて、 「相対的に金利が低い状況で、アクセスが容易なので地域の農畜産農民が農畜 協を利用しても、韓米FTAで政策資金の全面中断が決定すれば、地域農畜協の 与信事業に直撃弾が飛んでくる。これは従事労働者の生存権だけでなく、 農畜産農民の支援事業にも直結する問題」と、闘争すべき状況だと説明した。

集会参加者は韓米FTA阻止、謹弔農協中央会などと書かれた象徴物の火刑式を 行い、7月12日の総力集会での再開を約束してこの日の集会を終えた。

2006年06月29日1時19分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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