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「米牛肉輸入業者を生かそうと国民をマルタに?」

ホームプラスなどの大型スーパーが27日から米国産牛肉販売再開

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年11月25日18時28分

イーマート、ホームプラス、ロッテスーパーなどが加入する韓国チェーンスト ア協会が、11月27日から国内の大型スーパーで米国産牛肉販売を再開すると 発表し、問題になっている。

国内の大型スーパーは米国産牛肉について、キャンドル集会が続くなど国民の 世論が悪化したことで、米国産牛肉交渉妥結以後も米国産牛肉を販売していな かった。しかし今日、韓国チェーンストア協会は「国内消費が萎縮し、庶民の 消費生活がますます苦しくなる状況で、購買の便宜と物価安定のために、もう 安い米国産牛肉の取り扱いを拒否する名分がない」と発表し、販売開始を知ら せた。

▲チャムセサン資料写真

これに対してネチズンからの非難の世論が沸き立っている。大型スーパーの米 国産牛肉販売を報道した記事には、これを批判するコメントがリアルタイムで 書き込まれている。ダウムID『天の川』は「輸入業者を生かすため、なぜ国民 がマルタにされるのか」と嘆いたし、『カシオカピ』は「私に狂牛を拒否する 自由をくれ」と声を高めた。

民主労総も論評して、「米国産牛肉販売を再開するのは、企業の社会的責任を 無視する処置であるばかりか、民主主義を踏みにじった政権に付和雷同する分 別のない行為」と非難した。

民主労総は大型スーパーが消費者のための販売措置を理由にしていることに対 して「むしろこれらの企業が拒否できなかったのは政治的外圧でないか疑われ る」とし「競争関係にある大型スーパーどうしが同日の同時刻に販売を再開す るというのもこうした疑いに重さを加えている」と指摘した。

続いて民主労総は「最大の責任は、国民世論を暴力的に押さえ込みながらも、 全面輸入を押し切った李明博政権にある」とし「企業の利益より国民の安全と 生命が大切なのはいうまでもない価値」とし、販売再開撤回を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-12-14 15:26:12 / Last modified on 2008-12-14 15:26:13 Copyright: Default

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