民主党「韓米FTA速度戦ではだめだ」

「米国見て判断せよ」先対策・後批准を再強調

民主党は、カーク米貿易代表部代表指名者による韓米FTAの再協議の必要性につ いての言及で、これまでの『先対策・後批准』立場をまた持ち出した。

チョ・ジョンシク民主党院内報道担当者は3月10日、「結局、民主党の判断が正 しかったことが立証された形だ」とし先に対策を立てるよう政府与党に要求した。

チョ・ジョンシク院内報道担当者は「やみくもに速度戦だけを叫ぶのでなく、 米国の追加交渉の要求に備えた万全の準備をすべきだ」と指摘し「政府はまず 韓米FTAで被害を受ける農民、自営業者などの被害分野の従事者と産業部門への 代案を至急用意しろ」と主張した。

チョ・ジョンシク院内報道担当者は「国会も徹底した対策作りに賛同すべきで FTA批准同意案は米国の状況を見ながら戦略的に判断しろ」と語った。

現在、韓米FTA批准案は、国会外交通商統一委員会に係留されている。3月4日に 外交通商統一委員会に所属するハンナラ党、民主党、先進と創造の会などの与 野幹事が4月の臨時国会での処理に仮合意したが、民主党は最高委員会で「まだ 議論する時ではない」と拒否している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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