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特殊雇用、永久的搾取を続ける意図

『建設の日』、建設労働者決意大会を開催

ユン・ジヨン記者 2010.06.18 18:48

6月18日『建設の日』を迎え、約200人の全国建設産業労働組合連盟(建設労組) 組合員が建設会館前で『建設労働者決意大会』を進めた。

現在、ダンプと生コン、掘削機などの建設機械労働者は、労働法上『労働者』 と認められず、『特殊雇用労働者』に分類され、労働基本権が適用されずにいる。

特に労働部は建設労組の労働組合設立申告と代表者変更申請を返戻しているが、 ダンプ生コン労働者たちが10年間、合法的な労働組合活動過程を続けてきたの で、建設労組設立返戻の法的根拠はないという意見が多い。

この席でナム・グンヒョン建設産業連盟委員長は「資本家は最も劣悪な私たち に特殊という名を付けて、労働者ではないと主張している」とし「これは労働 者組織を源泉封鎖し、永久に搾取を続けるということ」と批判した。

続いて「景気は循環構造なのに、資本は建設景気が低迷したと自分たちが非道 徳的に続けてきた不良経営責任さえ労働者の首に構造調整のメスを入れ、責任 を転嫁している」と主張した。

ナム・グンヒョン委員長はまた「言葉では安全第一というが、資本が優先され、 建設労働者を殺人のどん底に追いやっている」と声を高めた。

実際に2009年、最悪の殺人企業選定の結果、GS建設が1位、テリプ産業が2位、 慶南企業、ソヒ建設、双竜建設、現代産業開発が共同3位に選ばれた。

選定の根拠は2009年1年間でGS建設が元請事業場である建設事業場で労災による 死亡者が14人で最も多かったため。

特に、選ばれた6つの企業のうち、慶南企業を除く5社はすべて建設企業で、韓 国建設企業の劣悪な労働環境を如実に示していた。

建設労組は闘争決議文で「大韓民国の経済発展と建設産業成長の裏で、建設労 働者は一日2人が死に、60人が災害を受けてきた」と明らかにした。

続いて彼らは決議文で、△労組弾圧中断、特殊雇用労働者労働基本権保障、雇 用安定保障、適正賃金保障、労働時間短縮などの建設労働者労働基本権争奪、 △建設企業の社会的責任を強化する闘争、△建設労働者の組織的団結成功と強 力な対政府闘争と現場闘争を宣言した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-20 12:59:02 / Last modified on 2010-06-20 12:59:07 Copyright: Default

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