韓国:学校非正規職関連法、6月国会の通過霧散の危機 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第367回(2024/11/7) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
優先処理を期待した学校非正規職関連法、6月国会の通過霧散の危機教科部、総合対策なく法案小委に参加...与党、9月通過の要求も受けず
キム・ヨンウク記者 2013.06.24 18:56
学校非正規職の政府直接雇用、勤続年限認定報酬体系作りなど、処遇改善のための法案(教育公務職採用および処遇に関する法律案)の処理が6月の国会でも失敗する危機に瀕している。国会教育文化体育観光委員会で関連法案を議論していた法案審査小委員会が陣痛の末に混乱し、6月の常任委通過は不透明な状況だ。 小委員会が混乱した主な理由は、政府が約束した学校非正規職総合対策を出さ なかったため、民主党の委員らが政府とセヌリ党に最終的な立場を用意してこ いと通知したが、政府と与党が回答しなかったことだ。 この日、法案小委で民主党はセヌリ党に対し△教育部、教育監の学校非正規職 直接雇用、△勤続年限を認める報酬体系作り(基本給値上げと勤続年限反映)等 を内容とする関連法を9月の国会で処理する約束するよう最終的に要求した。 政府には7月中に予算対策を含む学校非正規職処遇改善の総合対策を国会に報告 するよう要求した。だが午後3時になっても政府と与党が立場を出さず、民主党が 小委員会から退場した。 続いて野党の委員らは午後4時に国会記者会見場で記者会見を行い、「教育部は 学校非正規職処遇改善対策を6月までに国会に報告すると何度も約束したが、 時間をくれという回答を繰り返すだけだった」とし「教育部は自分が望む法案 の処理だけを国会に主張し、国会議員が民意に従い提出した法案にはまともな 回答も準備しなかった」と非難した。 また「まず学校から差別を解消し、20万学校非正規職の苦痛を解決するために、 セヌリ党と政府は民主党の最低の要求を受け入れろ」と要求した。 余党、「私たちも政府を強く批判」そして15分ほど後にセヌリ党委員らが反論記者会見を行った。セヌリ党委員は 「与党も学校職員の採用に関する法律案を発議したし審査を希望している。 非正規職の処遇改善と雇用の安全は重要な関心事項であり約束」とし「民主党は 午前中に政府部署と専門委員の検討事項だけを聞いて議員による討論は一度も せずに会議をしようとしない。法案小委を混乱させる術策」と非難した。 教文委法案小委のキム・ヒジョン委員長は「政府が6月に総合対策を発表できな かった部分について、私たちも強く批判する」とし「今回もし通過できなくて も与野が合意したので次に法案が作る時は、この対策を必ず入れ、こうした形 の議論を進めるべきで、政府の報告だけを聞いて政府が準備していないと言って 出て行くのは正しくない。NLLを理由に法案審査に応じないと決意したのでなければ こんなことはありえない」と非難した。 キム委員長は記者会見を見ていた学校非正規職労組関係者の「6月の常任委員会 で通過させる意志はあるのか」という質問には「意志はあり、(委員会に)上げ たが、50本の法案の50本をすべて通過させることはできない」と答えた。 しかし民主党の柳基洪(ユ・ギホン)議員は「与党は学校非正規職法の9月処理を 約束できないという立場」とし「教科部次官が何の対策もなく法案に難癖を 付けてばかりいて、時間をくれというだけで、6月法案小委には期待できないと 判断した」と退場の背景を説明した。 教文委法案小委が混乱し、学校非正規職労組幹部らは失望感を隠せなかった。 いつよりも常任委通過の期待が高かったためだ。何よりも4月に与野6人協議体 で、優先処理する民生法案83本の中に学校非正規職関連法案が入った上、14日 の教文委業務報告で教科部長官が「6月末から7月までに学校非正規職改善総合 対策」を持ってくることにしたためだ。 特に、4月に学校非正規職の号俸体系を認める案が常任委を通過し、教科部は 予算決算委で「すぐ総合対策を出すが、まず給与体系予算を追加経費に編成 すると総合対策が揺れる」として予算決算委の通過は失敗した。政府が総合対策 作りにまで言及し、追加経費編成を阻止したため、法案通過への期待はさらに 大きかった。 公共輸送労組学校非正規職本部の関係者は「6月の常任委通過にはとても期待を していたが、政府とセヌリ党の時間稼ぎと理解するほかはない状況になった」 とし「この法案が十分な議論され、原案通りに通過することを希望したが、 常任委が混乱したのは残念だ」と明らかにした。 全国学校非正規職連帯会議は25日午前11時30分、汝矣島セヌリ党舎前で「学校 非正規職正規職法案を妨害する朴槿恵(パク・クネ)政府とセヌリ党糾弾記者会見」 を開き、セヌリ党抗議面談を行う予定だ。また面談が終われば国会まで三歩一拝 行進も進める。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-06-25 14:51:20 / Last modified on 2013-06-25 14:51:20 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |