韓国:2年半の障害者運動に罰金...労役闘争で抵抗 | |||||||
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2年半の障害者運動に罰金2400万ウォン...労役闘争で抵抗する「労役で不法でなければ権利争奪できない現実知らせること」
ハ・グムチョル ビーマイナー記者 2017.07.18 13:56
3人の障害者運動活動家が罰金弾圧に抵抗して自ら拘置所行きを選んだ。 全国障害者差別撤廃連帯のパク・オクスン事務総長、 障害等級制扶養義務制廃止共同行動のイ・ヒョンスク執行委員長、 議政府障害者差別撤廃連帯のイ・ギョンホ前代表だ。 彼ら3人に賦課された罰金はそれぞれ300万ウォン、100万ウォン、90万ウォン。 それだけでなく、2015年から今まで進歩的障害者運動活動家が闘争の過程で司法府から受けた罰金総額は何と2400万ウォンにのぼる。 彼ら3人はこうした罰金は障害者運動に対する国家の不当な弾圧だとして罰金納付を拒否し、自主的に労役に入ることにした。 7月17日午後3時、ソウル中央地方検察庁の前には彼らの意志を支持して司法府の罰金弾圧に抗議する200余人の活動家が集まり、 自主的に労役に入る3人を見送った。 ▲罰金による司法府の障害者運動弾圧に抵抗してパク・オクスン、イ・ギョンホ、イ・ヒョンスク三人の障害者権活動家が自主的に労役闘争に入った。[出処]ビーマイナー イ・ヒョンスク執行委員長は去る2015年8月21日、 障害等級制・扶養義務制廃止光化門座り込み闘争3周年イベントの後に移動中、 警察と小競り合いになり、横断歩道をふさいだという理由で一般交通妨害の罪名を得た。 20分ほどの間、横断歩道周辺の交通をマヒさせたという理由であった。 イ・ヒョンスク執行委員長は拘置所に入る前にした発言でも、これまで行ってきた闘争の正当性を強調しようと努めた。 彼女は「私はこの闘争が障害者と貧しい人々の死活がかかっていると考える」とし 「文在寅(ムン・ジェイン)政府は選挙の時に約束したように、障害等級制と扶養義務制を廃止するという約束を必ず守れ」と訴えた。 金浦障害者自立生活センターの活動家でイ執行委員長の娘でもあるチョ・ウンビョル氏は 「昨日の夜においしいものでも食べようといったが、(お母さんは)どうせ拘置所トイレは不便で行けないから食べない方が良いと話した」と残念がった。 しかしチョ氏は「私たちが持っていないのがお金だということを、政府はとてもよく知っているので、 活動家を弾圧し続けようとしているようだ」とし 「お母さんが罰金の前で小さくなって、自分のアイデンティティを失わないでほしい。 そうすることができるように、私はお母さんともっと熱心に差別撤廃のために戦う」と明らかにした。 イ・ギョンホ前代表は2年前に議政府市長と障害者生存権保障のための面談要求の過程で二日間、市長室を占拠したという理由で罰金を受けた。 彼は罰金に代わる社会奉仕も申請したが、障害者だという理由で拒絶された。 イ前代表は社会奉仕の申請を拒否した裁判所の決定を強く批判した。 彼は「私は社会福祉の勉強もしたし、大学も出ていろいろな仕事ができると思うが、 障害者だという理由で無条件に社会奉仕はだめだという。 皆さんは私がそんなに何もできない情けない人に見られるか」と声を高めた。 イ前代表の活動補助人のキム・ヨンイ氏は支持発言で 「2008年から活動補助をしてきたが、あの時は議政府に障害者コールタクシー、低床バスが一つもなかった。 しかし今、彼の闘争を通じて議政府の障害者の暮らし大いに変わった。 私の利用者を誇らしく思う」とし 「今朝、不便な拘置所のトイレを心配してまともに食事もできなかったが、 はやく出てきてほしい」と伝えた。 パク・オクスン事務総長は障害等級制犠牲者の故ソン・グキョン氏闘争など4件で罰金刑を受けた。 パク事務総長は今回の労役が単純に罰金を代替するためではないという事実を強調した。 彼女は裁判で判事に対し「不法をせずに私たちの権利をみつける方法を知らせてほしい」と聞いたという事実を伝えながら、 「私たちの労役は単に罰金を代替するためではなく、 不法を行わなければ不当な社会を変えられない現実を告発しようとするもの」と強調した。 パク事務総長の夫でソウル障害者権映画祭執行委員長のイ・サンヨプ氏は 「家族として妻を拘置所に送るのは心苦しいが、 このでき事によりこの社会に必要なことができるのなら積極的に支持する」と明らかにした。 ▲罰金弾圧に抗議するパフォーマンス[出処]ビーマイナー タサン人権センターのパク・チン活動家は 「われわれは制度化された人権の恩恵をあまりにも当然と受け止めて暮らしているが、 障害者権活動家がバスと地下鉄にからだを縛りながら戦ってきた過程がなければ、 われわれは相変らず私たちの人権の水準がどの程度なのか知ることもできなかった」とし、彼らの労役闘争を支持した。 全国障害者差別撤廃連帯は、 罰金によって障害者運動が挫折しないように、 多くの市民の支持と連帯を訴えている。 後援口座は国民銀行4477402-01-195204 (パク・キョンソク)だ。 ▲検察に向かう前にイ・ギョンホ、パク・オクスン、イ・ヒョンスク三人の活動家が支持者に笑いかけている。[出処]ビーマイナー 付記
この記事はビーマイナーの記事です。チャムセサンは提携社記事の同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-07-23 22:32:20 / Last modified on 2017-07-23 22:32:22 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |