韓国:大学生など4千人が大統領府へとデモ行進中 | |||||||
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大学生など4千人が大統領府へとデモ行進中[5信修正6日00:30]一部行列が警察庁を抗議訪問後に移動
特別取材チーム/ 2008年06月05日19時09分
世宗路交差点で平和に集会をしていた市民のうち4千人ほどの大学生は 別に西大門区ミグン洞の警察庁前に移動し、抗議集会をした後、 夜12時30分現在大統領府方面へと行進している。 ストライキ休業を宣言して街に出てきたソウル大学校の学生たちが主軸のこの 群れは、夜11時30分頃にデモ行進で警察庁前に到着した。警察庁の周辺は戦闘 警察バスで完全に囲まれており、正門付近に接近するのは不可能だった。 4千人の大学生はそれぞれ自分の学校の旗を振り「警察庁長官は退け」、「オ・ チョンスは出てこい"などのシュプレヒコールをあげた。特にソウル大学生は戦 闘警察の軍靴でソウル大女子学生が頭を踏まれた事件に非常に怒っており「私 たちの友人をなぜ殴ったか、警察庁長官は謝れ」と声を高めた。 一時間近くシュプレヒコールをあげて抗議を表した大学生と公共労組などの隊 伍は、足の向きを変えて独立門方向へとまた行進し始めた。彼らは「大統領府!大 統領府!」と叫んで行先地を知らせている。 5万キャンドル、「夜を明かす準備できました」 キャンドルデモ行進を始めた市民は夕方9時30分頃から光化門の世宗路交差点に 到着している。警察がここ数日と同じように李舜臣将軍銅像前に戦闘警察のバ スで車の壁を設置し、行列はこれ以上の前に進めない状況だ。 鐘閣を通り、ここに行進してきた市民の数はあまりにも多く、隊列後尾の参加 者はまだ鍾閣駅をすぎていない程だ。また全車線、ぎっしり参加者でいっぱい だ。72時間リレー国民行動の出発にこれほど多くの市民が参加し、デモ行進参 加者はとても励まされ喜んでいるようすだ。 市民は世宗路交差点で戦闘警察バスで作られた車の壁に向かい「不法駐車の車 をどかせ」と叫び、自分が作った不法駐車ステッカーを戦闘警察バス車両壁に 付けている。世宗文化会館の後に続く狭い路地にも戦闘警察バスが止められて いて、市民は車両の窓にキャンドルをさした。 巨大な行列を引率してきた狂牛病国民対策会議の宣伝カーはねデモ行進隊伍が 世宗路交差点に到着すると放送を止めた。国民対策会議側は「ここからは放送 をしない」として「私たちすべてがここで公演して集会もして討論もしながら 乱舞しよう」と提案した。「夜を明かしの準備はされましたか?」という主催側 の質問に、市民たちは楽しそうに応えた。 市民たちは三三五五丸く集まって座り、話をしている姿だ。鐘閣側から徐々に 入ってくる行列も、世宗路交差点に到着して市庁方向と西大門方向に次第に広 がっていっている。 警官たちは最近の暴力鎮圧事態への市民の激昂した反応を意識したためか、 車壁の向こう側で時々状況を見渡す以外は一切行列に接近していない。 狂牛病国民対策会議は、もし警察が物理力を動員し、世宗路交差点の集会隊伍 を強制的に解散させれば、また市庁に集まるよう市民たちに要請している。 5万キャンドル行列、「揺れないように」 夕方8時30分頃、キャンドル集会を終えた5万人の市民は夕方9時現在、鍾閣駅か ら光化門方向に行進している。主催側の狂牛病国民対策会議は「もっと多くの 市民と会い、共に大統領府に行こう」とし、デモ行進方向を南大門-〉明洞-〉 鐘閣-〉大統領府にした。 デモ行進を始めた市民らは「6月10日、市庁に集まろう」、「百万人が共にキャ ンドルを持とう」、「民主市民は参加しよう」等のシュプレヒコールをあげて 道路を回っている。6月抗争当時に歌われた歌、「揺れないように」を合唱した りもする。道路で彼らのデモ行進を見ていた市民が合流し、デモ隊は増えてお り、終わりが見えない長い行列を作っている。 [インタビュー]ストライキ休業を始めた誠信女子大副総学生会長キム・ジウン氏 「李明博の狂った疾走、私たちが防ぐ」 米国産牛肉全面輸入に反対する72時間リレー国民行動が、本格的に始まった。 ソウル市庁付くの徳寿宮大漢門の前に集まった5万人のキャンドル集会参加者 は、夕方7時頃にキャンドル集会を始め、リレー国民行動の突入を知らせた。 ▲キャンドル集会の開始と共に72時間リレー国民行動の幕が上がった。 特殊任務遂行者会のソウル市庁広場掌握で、広場に入ることもできない市民は 「それでも最後までソウル市庁前を守らなければならない」と道路に出てキャ ンドル集会を進めている。ストライキ休業を宣言したソウル大学校学生をはじ め、大学生も大挙参加している。 今日のキャンドル集会の司会をしたアン・ジンゴル狂牛病国民対策会議幹事は、 特殊任務遂行者会の行事を称して「十数年間集会を見てきたが、これほどまで 組織的で緻密な妨害工作は初めて」とし「市民の広場を無断に奪っていった彼 らは、広場を市民に戻さなければならない」と叫んだ。続いて「彼らは進歩と 保守の戦いで、市民の声を乱闘場にするかもしれない」とし「われわれは絶対 に彼らと衝突するべきではない」と要請した。 今日のキャンドル集会も市民の自由発言で満たされた。昨日から座り込みを始 めた市民社会団体の元老たちが最初に舞台に上がった。チョン・グァンフン韓 国進歩連帯共同代表は「李明博大統領が就任式をした後には、自分が大統領と 思っていないようだ」とし「今、われわれは李明博をBSE牛肉販売課長と呼ぼう」 と話し、市民らの歓呼を受けた。 非常事態祈祷会を終えてきた韓国キリスト教教会協議会(KNCC)所属のムン・デ ゴル牧師も発言した。ムン・デゴル牧師は「これまでキリスト教の名で行なわ れた多くの事は市民に本当に申し訳ない」とし「イエスは無力で弱い人々とい つも一緒だった。私が信頼するイエスは、ここで一緒にする」と話した。 自由発言をしたある市民は、バーシュボウ米大使の発言に関して「バーシュボ ウは私たちに'非科学的でさらに習わなければならない'と言ったが、どっちが 科学的なのか勝負しよう」とし「狂ったひとが車を運転して通りを疾走すれば、 誰か飛び込んで、その疾走を防がなければならない」と李明博大統領を遠回しに 狂っていると非難した。 狂牛病国民対策会議は先月全州で起きたイ・ビョンニョル氏の焼身事態に続き、 今日の明け方にもある市民が焼身を企て、「相次ぐ焼身事態で国民の皆様に差 し上げる緊急要請文」を発表した。オ・ジョンニョル韓国進歩連帯代表が朗読 したこの要請文は「いかなる苦難も、共に力を集めて勝ち抜き、いくらつらい 闘争も生きて共に前進する時、勝利することができる」、「生きて共に闘争し て、生きて共に勝利しよう」という内容だった。 一方、4日の再補欠選挙の結果、ハンナラ党が惨敗したことをめぐり、市民は民 心が天心という反応だ。キャンドル集会参加者は「昨日の補欠選挙は民心をそ のまま反映している」とし「ハンナラ党と李明博大統領は民心をよく知るべき だ」と口をそろえた。 一方、参与連帯など10を越える市民社会団体は、芝広場すぐそば歩道ブロック の上にテントを設置している。芝広場の内側では特殊任務遂行者会の行事準備 が続き、警察は芝広場全体を黄色いポリスラインで囲んでいる。これを見た市 民が警察に「なぜ警察はあの人たちを守るのか」と抗議していた。 広場を奪われたキャンドル、徳寿宮前道路に集まる 米国産牛肉全面輸入反対72時間リレーキャンドル集会が開かれる予定のソウル 徳寿宮前の道路にキャンドルを持った市民が集まっている。 狂牛病国民対策会議は、大韓民国特殊任務遂行者会が今日、急にソウル市庁広 場で大韓民国特殊任務戦死者合同慰霊祭を開くことにしたため昼間から行事の 準備を始め、キャンドル集会場所を緊急に徳寿宮大漢門前に変更した。 現在、ソウル市庁前の芝広場は、特殊任務遂行者会が敷いた太極旗と殉職者の 位牌で足の踏み場もない状態だ。彼らはソウル市庁の前に舞台を積み、広場の 周辺には無数のプラカードを丸めている。イベント会場設置を終わらせた100、 200人の特殊任務遂行者会会員は、市庁広場のあちこちにゴザを敷いて追慕祭に 参加する会員を待っているようすだ。 狂牛病国民対策会議は徳寿宮大漢門正面の道路に舞台用車両を設置して、キャ ンドル集会に参加するため集まった市民にここに集まるよう公示している。 「われわれは必ず72時間リレーキャンドル座り込みを行う」と言っている。ま た「北派工作員とは絶対に衝突するな」と要請した。国民対策会議は市民が集 まり次第、短いキャンドル集会をした後、太平路の李舜臣将軍の銅像前に移動 する予定だ。 現在、狂牛病国民対策会議ホームページには「今、市庁前広場で慰霊祭をして いる組織はHIDを詐称した組織」で、「民間人出身北派工作員のHID側では『自 分たちは今回の行事を主導していない。今、市庁広場に祭られた位牌はわれわ れの隊員だが、盗用された』と抗議してきた」という内容の緊急公示が書き込 まれている。 ▲急にソウル市庁広場を掌握した特殊任務遂行者会 ▲市庁芝広場に特殊任務遂行者会が太極旗と戦死者位牌を敷いた。 顕忠日の休日を前にした5日の夕方7時現在、キャンドルを持った市民は徳寿宮 前6車線の道路全体を埋め、参加者は増え続けている。子供を連れてきた家族単 位の参加者の姿が多く目につく。 まだ特殊任務遂行者会会員とキャンドル集会参加市民の間では、憂慮されるよ うな摩擦は発生していないが、警察は万が一の事態に備えて市庁広場周辺に兵 力を配置している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-06-06 23:23:02 / Last modified on 2008-06-06 23:23:03 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |