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[全北]政府告示強行...市民社会が通りに

5月29日4時チョン・ウンチョン長官告示 vs 「宣戦布告だ」

チャムソリ http://cham-sori.net/ / 2008年05月30日15時09分

[出処:市民記者チェ・エノク]

9時10分、キャンドルデモ行進団がハンナラ党全北道党舎前に到着した。党舎 ビルの前の駐車場と2車線は、デモ行進の人波に埋まった。

党舎周辺には戦闘警察と婦人警官が配置されている。警察兵力内側では盾とハ イバーが見られた。

デモ行進団は9時20分頃にハンナラ党本部事務所前で整理集会を開いた。まとめ の発言をした全北女性団体連合のパク・ヨンスク代表は「民主主義産室の五叉 路広場で明日も集まろう」と力強く話した。

朴代表は「国民の健康権を守るためにわれわれは集まり、戦ってきた」とし、 憲法1条に触れて「こうした基本的な原則も無視する李明博政権と戦わなければ ならない。健康権を確保するまで五叉路広場に集まろう」と声を高めた。

キャンドル参加者たちは歓呼と叫び声で約束した。

▲ハンナラ党本部の前[出処:市民記者チェエノク]

▲製菓業の金ギョンホ氏がハンナラ党本部事務所前でまとめ発言をしている。ソウル集会の経験を話した。[出処:市民記者チェエノク]

「交渉無効、告示撤回」デモ行進...市民たち支持呼応

[午後8時〜9時]市民たちは自由発言を通して、李明博政権を糾弾する発言を している。

また参席者たちはキャンドルを上に持ちあげて告示撤回交渉無効シュプレヒコー ルをあげた。参加者たちは小学生から特に家族単位の参加者が目につく。

自由発言をしたキムジェウォン・ジョンフン神父は「1年間農薬を飲んで死んだ 人が三人にもなるのに、農民の心をきちんと理解してほしい」とし、「いった い政府や大統領は誰のために存在するのか疑わしい。腹が立つ」と政府を糾弾 した。

11才のシン・ギュイン小学生は「李明博大統領が退いたらいい。なぜなら狂牛 病牛みたいな変なものを輸入するからやめたほうがいい」と話し、参加者の拍 手を受けた。

8時30分、全州キャンドルデモ参加者は、五叉路広場から約1km離れたハンナラ党 全北道党舎までデモ行進を始めた。広場の周辺には私服がたくさんいて、機動 警察が交通統制をしている。現在まで戦闘警察は見えない。

全州五叉路広場から『歩行者天国』を通り、全州客死の前まで行進している。 デモ行進規模は500人余りで周辺にある市民たちも結合している。キャンドル大 行進参加者らは「共にしますキャンドルデモ、反対しますBSE(狂牛病)所」 "交 渉無効告示撤回"を叫びながら、行進している。

9時に警察が封鎖したケクサの近くでしばらく対峙し、ミンジュンサガン交差点 を通り、歩道と車道1車線でハンナラ党本部事務所側に移動している。残りの車 道は警察が封鎖している。車両統制されているが、市民は不平を言わずおもし ろそうに見ていた。また市民はデモ行進参加者への支持を話したり、李明博政 権に対する不満を表した。

「大統領であることを放棄して国民との戦争を自ら宣言した」

[午後7時-8時]全州五叉路の文化広場でキャンドル文化祭を準備しているな か、周辺にはいつよりも特に私服警官が配置され、緊張感が漂っている。

7時のキャンドル文化祭の前に、全北対策委執行部と李明博弾劾闘争連帯全北カ フェの会員は、いつものように行事を準備している。広場の舞台のアンプからは 行事に使われる歌が大音量で鳴っている。

市民が一人二人と広場に集まり始めている。キャンドル文化祭は全北環境運動 連合のイ・ジョンヒョン局長の司会で行われている。広場の周囲では公共部門 民営化反対署名が行なわれている。また全北民言連でも保守新聞の歪曲された 報道姿勢を知らせている。

昨日から三歩一拝をしている全北道のオ・ウンミ議員(民主労働党)は、「長官 告示を押し切った李明博は、もう大統領であることを放棄して国民との戦争を 自ら宣言した」と批判した。

彼は全北地域団体長たちによる農食品副長官解任案件反対署名に関し「政府は 農民の立場に立っていないのに、全北地域出身だという理由で団体長たちは賛 成しているらしい」とし「これから責任追及をし続ける」と話した。

文化祭が始の後の自由発言で、全北大4年オ・サンイン学生は、「ほとんどの全 州市民は李明博を選んだりハンナラ党を指示していないが、私たちも米国牛肉 を食べられない状況になった」とくやしさを吐露した。この学生は「空中波テ レビでは、私たちの声にほとんど接することができない。インターネットでし か見られない」とし「国民の知る権利を保障すべきなのに、なぜ隠すのかわか らない」と言論報道を批判した。

[1信] 29日4時チョン・ウンチョン長官告示 vs 「宣戦布告だ」

政府が米国と合意した牛肉輸入条件告示を5月29日午後4時押し切った。そこで 全北地域市民社会も「国民に対する宣戦布告だ」と街頭総力闘争を宣言した。

狂牛病危険米国産牛肉全面輸入反対全北対策会議は「今日の長官告示は国民の 健康権を徹底的に無視したもの」とし「国民の意思を徹底的に無視する李明博 政権は、今後発生するすべての事態の責任を負わなければならない」と明言し た。

「拙速交渉を無効化して長官告示を撤回する」

全北対策会議は「長官告示を発表するまで、国民の基本権と民主主義を徹底的 に踏みにじってきた」とし「国民の正当な要求を国家公権力で無力化し、必死 に『公安政局』造成をしている」と批判した。

全北対策会議は長官告示を強行した李明博政権審判闘争を展開していくとし、 今日からすぐキャンドル文化祭をキャンドル大行進で行うと明らかにした。全 北対策会議は「現政局の解答は、初めのボタンから誤っていた拙速交渉を無効 化し、長官告示を撤回することだけ」と強調した。

狂牛病危険米国産牛肉全面輸入反対全北対策会議は午後5時、告示発表糾弾記者 会見で立場を発表した後、7時に告示撤回李明博政権糾弾キャンドル大行進を すると明らかにした。

民主労働党全北道党も緊急声明書を出し「李明博政府はもう国民を代弁する政 府ではないことを宣言する」とし「告示を撤回して再協議するまで強力な闘争 を続ける」と明らかにした。民主労総全北本部も「狂牛病牛肉輸入阻止」などの 要求をかけて全州五叉路文化広場でテント座り込みに突入した。

井邑地域の市民も「井邑出身のイ・ビョンニョル様がBSE牛肉輸入反対李明博政 権打倒を叫んで焼身までした。現在も命が危険な状況だが、遂にBSE疑惑牛肉を 輸入するための長官告示が強行された」とし、キャンドル文化祭を開くと明ら かにした。

一方、チョン・ウンチョン農林水産食品部長官は「外交的な困難にもかかわら ず、米国側と再協議に近い追加協議をした。その結果米国でBSEが発生すれば、 輸入を中断するなどの措置を明文化し、特定危険物質基準を米国内の内需用と 同じく適用した」として告示強行の立場を発表した。

だが国民健康権と検疫主権を放棄した先月22日の輸入衛生条件を立案予告した 内容と特に変わらないという批判がある。これまで粘り強く提起された月齢制 限などの核心条項には変化がなく、変わった内容も法的拘束力と実効性がない 「水増し」告示だという評価だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-04 11:08:33 / Last modified on 2008-06-04 11:08:34 Copyright: Default

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