本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:[蔚山]「告示撤回!ミョン・パク退場!」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1212545237768St...
Status: published
View


[蔚山]「告示撤回!ミョン・パク退場!」

長官告示で最大の人波がキャンドルを持つ

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2008年05月30日14時45分

5月29日午後4時、長官告示が強行されたことで蔚山では当初、東区と北区、南 区に分けて開く予定だったキャンドル集会を夕方7時、ロッテデパート1か所で 集中して開いた。

▲29日、これまでに最も多くの市民が集まりキャンドルを持って第5次キャンドル集会を進めた。

この日の集会は28日に雨の中で進められた4次キャンドル集会に続き5回目に開 かれたキャンドル集会だ。

強行された長官告示に対する怒りのためか、この日のキャンドル集会は平日な のにいつよりも多い1000人ほどの市民が集まって進められた。

自由発言をした10人余りの市民もいつより強硬な声を出した。

ハ・ブヨン民主労総蔚山本部長は「長官告示強行は国民と戦争を宣言する」と し「米国産牛肉を食べず、販売する所は不買運動をしよう」と訴えた。

また「李明博大統領は長官に告示させて中国に逃げた。卑怯な大統領ではない のか? 再協議が『出て行く』のなら、大統領も『出て行く』」とし、「米国産 牛肉輸入反対、民営化反対、教育自由化反対、大運河反対キャンドルを高く上 げよう」と声を高めた。

自由発言をしたある女子学生は「全国民の85%になる国民がこれほど反対して いるのに、なぜ長官告示ができるか」と涙を流すこともした。

29日の集会では自由発言と共に地域文化団体の公演も披露された。

映像で弾劾ソング、「私は撮していません」という歌が出てきて、参加者らは キャンドルを高く上げながら、律動をまねた。

替歌を準備してきた文化団体の公演と「トゥボギ」という創作童謡団の公演、 「キョル」の太鼓の公演が進められた。

ある妊婦は「私たちをマルタだと思っている」とし「腹の中の赤ん坊に申し訳 なくて出てきた」と話し、市民の大きな拍手を受けた。

50代の現代車社内下請労働者だというあるおばさんは「米国産牛肉を買って食 べなければいいと思っていたが、違った」とし「とても腹が立って寝られない。 米国給食では禁止しているのに、冷凍された状態で輸入して、子供たちが好き なピザやハンバーガー、ハムにして売ればどうするのか。もうすぐ息子が軍隊 に行くが、出されものはみんな食べなければならないのに、どうしたら良いの か」と鬱憤を晴らし、「塾に行く息子に塾に行ってどうするんだと、キャンド ル集会に引っ張ってきた」と話し、市民の共感を買った。

公共労組のキム・テウ蔚山大病院分会長は、医療保険民営化の危険を説明して 「この前、全州のある組合員が米国産牛肉輸入に反対して焼身自殺した」とし、 李明博政権への怒りを表わした。

この日のキャンドル集会には家族単位で参加した市民と共に、労働者の参加も 増えた。

金属労組現代車支部は出征式を終えた多くの組合員が参加し、家庭用横断幕 1000枚を製作してキャンドル集会に参加した市民に配った。

東区で開かれたキャンドル集会に続き、2回目の参加という蔚山大病院分会では 「医療民営化、営利化政策反対国民署名」をキャンドル集会では初めて行った。

このように組織的に参加した労働者の隊伍とともに、キャンドル集会周辺には まだ積極的に席に座れなくても席をはずさないまま参加している市民も多く見 受けられた。

29日にも学生の姿が眼についたが、10人の男子学生が「半分で10人を選んで出 た」と制服を着て参加した。

そのうちキャンドル集会に初めて参加するというある男子学生は「前にキャン ドル集会をすると聞いた時は、そんなことをするとは思わなかったが、来てみ るとよかったと思う」と話した。

また「大統領が国民の考えは眼中にないので腹が立つ」と現代車支部が配布し た家庭用横断幕を巻いて熱心に集会に参加した。

組合員の申請で、自由発言に出てきたというユン・ヘモ現代車支部長は「これ まで積極的に参加しなかったのが恥ずかしい」として「李明博が包丁テロの張 本人だ。今この闘争を私たちが受けとめる。次からはもっと横断幕もたくさん 作り、配布して力強く組織的に参加する」と宣言し、市民の歓呼を受けた。

「告示撤回!ミョン・パク退場!」夜11時までデモ行進

午後9時30分頃、ロッテデパート前の集会を終えた市民と労働者は、誰からと もなく「市庁に行進しよう」と通りに出た。

500余の隊列は、ロッテデパート反対側の歩道に添って現代デパートを通り、 再び2車線を占拠して、月洞方面に行進した。

キャンドルを持って横断幕を体に巻いた市民たちは「告示撤回!ミョン・パク 退場!」を叫んで、街頭デモを繰り広げた。

警察兵力は解散を勧めて市民を歩道に追い込み、市民は歩道に退くとまた道路 に出るということを繰り返しながら、デモ行進を続けた。

現代海上を通り、タル洞交差点方面にデモ行進した市民は、歩道も防いでいる 警察に押されて、また現代デパート方面に戻った。

夜11時、現代デパート前に集まった市民たちは「長官告示を撤回して李明博大 統領が退陣するまで毎日キャンドル集会を続ける」と約束し、デモ行進をすべ て終えた。(蔚山労働ニュース編集局)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-04 11:07:18 / Last modified on 2008-06-04 11:07:20 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について