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サムスン自私校新設その後... 牙山の学生を追い出した忠南教育庁「四面楚歌」

全教組、忠南教育監進歩・保守単一候補皆「故郷に転校させろ」

ユン・グニョク記者 2014.04.10 18:53

▲ 7日午前の記者会見で他の領域に押し出された学生のある保護者が涙声で話しながら「地元の高校に転校させてほしい」と訴えた。[出処:教育希望ユン・グニョク記者]

忠南サムスン高(自律型私立高)新設決定の後、学生の配分ミスで牙山地域の中学校卒業生を大量に他地域の高校に追い出した忠清南道教育庁が、 結局「四面楚歌」の状態に追い込まれた。

「進歩」のキム・ジチョル候補に続き「保守」のソ・マンチョル候補まで...

4月10日、忠清南道教育監選挙に立候補した民主進歩候補はもちろん、保守単一候補までが忠南教育庁の誤りを叱責し、学生の転校を要求した。 全教組も本部次元で声明を出し 「若い学生に責任を転嫁した忠清南道教育庁は、本当に教育庁か」と問い詰めた。 忠南道牙山市議会の議員らも実名署名で、こうした隊列に結集した。

昨年末、忠清南道教育庁は牙山地域の中学校卒業生81人が天安等の定員未達高校に追い出されるという史上初の事態を起こし問題になった。 被害学生のうち66人は往復4時間ほどかかる天安の木川高に通学しなければならない状態だ。

事態がこうなった理由は、忠清南道教育庁が牙山地域の人文系高校の学級当たりの定員を今年、突然35人に下方設定し、この地域の人文系高校の定員を240人も減らすなどし、計算を間違ったためだ。 今年開校した忠南サムスン高が教育庁の予想と違い、牙山地域の学生の選抜が少なかった上、天安地域の学生も牙山に押し寄せて定員を超えた。

保守単一候補に選ばれたソ・マンチョル忠南教育監予備候補は10日、 「忠南教育庁の慎重でない高校配分計画が、学生の長距離通学の苦痛を作った」とし 「忠南教育庁は今からでもミスを認めるべきで、牙山の学生は牙山で勉強させなければならない」と強調した。

4月9日、徐南洙(ソ・ナムス)教育部長官も国会教育文化体育観光委員会で 「(忠南教育庁には)問題があるようだ。 受け入れ計画が慎重ではなかったと思う」とし、学生の転校問題についても 「検討する」と話した。 教育部長官が忠南教育庁の誤りを認めたのは初めてだ。

3月28日には民主進歩忠南教育監単一候補のキム・ジチョル予備候補が緊急論評で 「忠南教育庁は寄宿舎の建て増しなど、本質を逸脱した解決法を出すのではなく、近距離通学ができるように可能なすべての措置を取れ」とし 「もし解決が遅れれば、当選後真っ先にこの問題の解決に動く」と公開で約束した。

教員団体の全教組も学生の通学の苦痛について本部次元で対応することに決めた。 全教組は10日に声明を出して 「忠南教育庁はサムスン自私校新設のために、今年この地域の高校の定員を5人も少ない35人で編成した」とし 「牙山の学生を地域の外に追い出した忠南教育庁は、被害学生を転校措置しろ」と要求した。

「教育部長官まで誤りを認めたのに...なぜ?」

全教組のハ・ビョンス報道担当者は 「すでに法令と前例により、被害学生の転校は可能だということが明らかになったうえ、 教育部長官も誤りを認めたのに、忠南教育庁がためらっている理由がわからない」と批判した。

この日、牙山市議会の議員も連名で声明を出し 「今、他の地域に行った81人の高校生が退学、休学、長期欠席などで非常に不安な状態」だとし 「したがって牙山市議員は、忠南教育庁が一日も早く管内の学生を管内の高校に転校させることを要求する」と明らかにした。

窮地に追い込まれた忠南教育庁は、 被害学生が牙山地域に転校できるかどうかを一足遅れて検討しているという。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-12 16:21:31 / Last modified on 2014-04-12 16:21:31 Copyright: Default

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