民主労総、カンスンギュ首席の疑惑が明らかになれば厳正処理の方針

「闘争を傷つけ打撃を加える意図なら、座視しない」

チェイニ記者 flyhigh＠jinbo.net

カンスンギュ首席副委員長の緊急逮捕という事態に見まわれた民主労総は、 7日の夕方に緊急会議を招集し、立場を発表して独自に真相調査を始めると 明らかにした。

民主労総は「地位の上下を問わず、厳正に処理する」という題名の声明書で 「該当連盟による事実確認によれば、当時のカンスンギュ連盟委員長が労組の 財政難の中で事業組合連合会と交渉して基金を要請し、その内容で検察の主張 と反する部分がある」と明らかにした。

合せてカンスンギュ首席副委員長が「ただし会計処理上、不適切な部分に対し ては責任を明確に負うという立場」という点を確認した。

民主労総は、今回の事件に対して即刻独自調査に着手する計画で、「補欠選挙 を前にして政治的意図で進められたのか、さもなくば実際に不法行為があった のかを調べ、少しでも問題になる行為があれば地位の上下を問わず、透明かつ 厳正に処理する」と明らかにした。「民主労総の闘争を傷つけて打撃を与える 意図が含まれているのであれば、決して座視しない」という立場も付け加えた。

検察はカンスンギュ首席副委員長がタクシー運送事業組合連帯会議の朴某会長 から「組合員の付加価値税減免分支給の要求を揉み消して政策に協力してくれ」 という請託と共に、3回にわけておよそ5千万ウォンの金品を授受し、個人用途 で使ったという疑いをかけている。だが、民主労総側は「カン・スンギュ首席 副委員長が民主タクシー連盟の修練会で大事故にあった組合員の治療費次元で 借用した」と説明した。

一方、クォンオマン前韓国労総事務総長などに金品を提供した疑惑で現在拘束 されているタクシー運送事業組合連合会の朴某会長は、ヨルリンウリ党の議員 4人とハンナラ党議員6人にも数千万ウォンの不法政治資金を提供した事実も明 らかになった。政治資金を受けた議員のうち、建設交通委員会に所属する一部 は旅客自動車運輸事業法改正案を発議した。

緊急逮捕されたカンスンギュ首席副委員長は8日に令状実質審査を経て、午後 遅く拘束されるかどうかが確定する予定だ。

2005年10月08日13時48分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容（仮訳）に従います。

カンスンギュ首席副委員長拘束収監

チェイニ記者 flyhigh＠jinbo.net

民主労総のカンスンギュ首席副委員長の金品授受疑惑に関する令状実質審査の 結果、拘束が確定した。

カンスンギュ首席副委員長は、全国民主タクシー労組連盟委員長だった2001年 8月から、民主労総の首席副委員長に在任していたの2005年9月まで、タクシー 運送事業組合連合会の朴某会長から6回にわけて5100万ウォンを受け取り、 2004年には二度にわけて、ソウルタクシー運送事業組合連合会のイ某理事長か ら3千万ウォンを受け取ったと調査された。

朴某会長は金を渡して「『付加価値税減免分を支給して完全月給制を実施しろ』 という組合員の要求をうまくおさめてくれ」と請託したと知らされた。8日に 発行された拘束令状では、カンスンギュ首席副委員長が2001年8月に朴某会長 に直接電話をかけ、「支援」を要請したことが明らかになった。

カンスンギュ首席副委員長は、検察調査後の8日夕方に永登浦拘置所に収監された。

2005年10月09日10時17分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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