韓国:公務員労組、集会で労働三権保障を要求 | |||||||
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「今日どこにいたのか、民主労組の歴史が記憶する」公務員労組、2千の組合員が集まり公務員労働三権保障を要求
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2007年06月23日21時55分
クォン・スンボク、「自主的組織、政権と資本には押し倒せない」 公務員労働者の労働基本権保障の願いがソウル市内を埋めつくした。 ▲イ・ジョンウォン記者 23日、全国公務員労働組合(公務員労組)はソウル駅で集会を開き、また一度、 盧武鉉政府の積極的な対話を要求した。2千人余りの組合員がソウル駅広場を 埋め尽くした中で進められたこの日の集会は、同時刻に88体育館で開かれた公 務員労組が任意団体と規定している非常対策委員会(非常対策委)の代議員大会 への批判の声が上がった。 26日目のハンストをしているクォン・スンボク公務員労組委員長は長いハンス トにもかかわらず声に力を入れて民主労組死守と公務員労働者の基本権の重要 性を述べる大会発言をした。クォン・スンボク委員長は「政府のあくどい弾圧 で、表面では組織が萎縮したように見えるが、6月闘争の過程で現場の組合員 の生きた声を確認できた」とし「公務員労組は自主的組織であり、政権と資本 がこれを押し倒すことはできない」と声を高めた。 続いてクォン・スンボク委員長は「政権と資本に迎合する反組織的行為は放置 できない。強力に対応する」と非常対策委を批判し、「あらゆる難関を克服し、 われわれは民主労総を死守して公務員労組を死守してきた。今日どこにいたの かは、民主労組の歴史が記憶するだろう」と話した。 ▲イ・ジョンウォン記者 「さっさと船を離れるのは最も卑怯な人」 この日の集会で連帯発言をした民主労総のチン・ヨンオク首席副委員長と 民主労働党の段炳浩議員は、公務員労組と最後まで連帯すると語った。 民主労総のチン・ヨンオク首席副委員長は「民主労組を死守するためにこの場 に集まったのでしょう」と組合員に問いかけ、「政権と資本が公務員労組を分 裂させ仲たがいをさせているが、民主労総は最後まで公務員労組を支持、援護 し、連帯する」と明らかにした。 ▲イ・ジョンウォン記者 民主労働党の段炳浩議員も「ここに座っている人たちが本当に公務員労働者だ」 と励ました。段炳浩議員は「船に穴が空くと、一番最初に逃亡するのはネズミ だ」、「穴を防いで安全に航海できるようにするべきなのに、少し穴が空いた、 亀裂が少しできたからと、その船を離れる人は最も卑怯な人」と非常対策委側 を強く批判した。 続いて段炳浩議員は「組織が困難な時に、その人の真価があらわれる」とし、 「民主労組の歴史的象徴である公務員労組を最後まで死守してほしい」と声を 上げた。また、「労働部の李相洙長官は、OECDは知っていてもILOは知らない ようだ」とし「今すぐILOの勧告に従って公務員労働者の完全な労働基本権を 保障し、公務員労組と対話するべきだ」と指摘した。 「盧武鉉政権はいつまで沈黙」 集会は公務員労組が6月闘争の重要な要求としてかかげた△公務員労働基本権 保障、△解雇者復職、△年金改悪阻止、△公務員退出制反対、△国立大法人化 反対が入った薬玉を割る象徴儀式で終わった。 ▲イ・ジョンウォン記者 集会の参加者たちは闘争決議文で「公務員労働者の怒りに充ちた闘争の根本的 な原因と解決方案への社会的関心が高まっている。盧武鉉政権の責任ある解決 への要求が拡大しているが、盧武鉉政権は沈黙を続けている」とし「盧武鉉政 権の公務員労組弾圧は、公務員労組の闘争で、民主労総の闘争で、労働者民衆 の闘争で粉砕される」と、繰り返し盧武鉉政府の前向きな態度を要求した。 その後、集会の参加者は清渓広場までデモ行進をして、キャンドル文化祭を開 いた。 ▲イ・ジョンウォン記者 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-24 06:10:29 / Last modified on 2007-06-24 06:10:32 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |