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「公務員労組弾圧、憲法不正行為」

市民社会1000人、公務員労組闘争支持宣言

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年06月13日13時40分

全国公務員労働組合(公務員労組)指導部のハンストが16日目をむかえた13日、 世宗路政府総合庁舎前では公務員労組の戦いを支持する市民社会団体会員 1000人の宣言があった。

この日開かれた記者会見には公務員労組弾圧粉砕のための非常共同対策委員会 のオ・ジョンニョル常任代表をはじめ、民主労総のチュ・ボンヒ副委員長、 全国農民会総連盟のムン・ギョンシク議長、全国貧民連合のイ・ピルドゥ議長、 民教協の金世均議長、教授労組のキム・ハンソン委員長、全教組のチョン・ヒ ドン副委員長など、市民社会労働団体各界の代表が参加、公務員労働者の 労働基本権保障と解雇者元職復職を要求した。

▲イ・ジョンウォン記者

「公務員特別法は悪法、撤廃すべきだ」

各界の代表らの連帯発言が続いた。

オ・ジョンニョル常任代表は「公務員労組を不法化する所がどこにあるのか」 とし「公務員をいつまで権力の下手人としてこき使おうとするのか」と政府の 公務員労組弾圧を糾弾した。続いてムン・ギョンシク全農議長は「誤った世の 中を正そうとするなら、貧民、労働者、農民が連帯しなければならない」と話 し、金世均民教協議長は「公務員労組特別法は公務員労組が労組としての役割 を果たせなくする」とし「特別法は明確に悪法であり、撤廃されなければなら ない」と声を高めた。

キム・ハンソン教授労組委員長は「政府は憲法に保障された労働者の権利を保 障しないなど、正面から憲法を否定する行動をしている」と批判し、チョン・ ヒドン全教組副委員長も「89年1500人の教師を解職させて全教組を弾圧したが 20数年がたった今も全く同じだ」とし「歴史に逆行している」と話した。

▲イ・ジョンウォン記者

続いて発表された1000人の連名署名で作成された宣言文では、「公務員労組に 対する政府の弾圧が続けられ、公職社会内部はもちろん安定した行政サービス を望む多くの国民の不安と不満が高まっている」と指摘し、「公務員労組の結 成後、公職社会で自浄努力があったことを政府も認めなければならない」と指 摘した。

また「われわれは公務員労組に対する弾圧をはじめとして、この国の人権と民 主主義をむしろ後退させる政府に、果たして記念式を開催する資格があるのか、 盧武鉉大統領はこれに参加する資格があるのかと訊ねたい」として「韓国政府 と国会は、国際社会の絶え間ない勧告を即刻履行して、公務員労組の実体を認 めて対話をすること」を要求した。

ハンスト16日目をむかえているクォン・スンボク公務員労組委員長が闘争発言 をした。

クォン・スンボク委員長は「盧武鉉政府は公務員労組の正当な要求に耳を傾け なければならない」とし「私たちの戦いは公務員だけの闘争ではなく、無力な 民衆すべての戦いになるだろう」と声を高めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-17 00:33:18 / Last modified on 2007-06-17 00:33:20 Copyright: Default

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