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公務員労組、特別法めぐって限りない内紛

クォン・スンボク、「5月19日代議員大会」 vs受け入れ側、「5月3日非常会議」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年04月30日14時07分

公務員労組、以後の日程合意の導出に失敗

公務員労組特別法拒否、受け入れをめぐって全国公務員労働組合(公務員労組) が内部論争を続けているなかで、クォン・スンボク公務員労組委員長が談話文 を出し、5月19日に18次代議員大会を開催すると発表した。

公務員労組は2月24日の17次代議員大会が公務員労組特別法拒否と受け入れを めぐり激しい論争を続け、流会になると、また代議員大会日程を確定するため に連続して中央執行委員会を開催したが、決められなかった。4月6日の中央執 行委員会では18次代議員大会日程を4月28日に確定したが、会議の結果に対す る解釈の差で、これも失敗に終わった。

これに対してクォン・スンボク委員長は談話文で「組織の進路に関する合意を 導出するために努力した。このような努力で3月30日から4月6日まで3回の中央 執行委員会で合意案を用意することに成功した」とし、「しかしやっと用意し た合意事項に対する解釈の差と約束履行をめぐる深刻な意見の対立で4月20日 の中央執行委員会が流会し、4月28日に予定されていた代議員大会がまた延期 されるに至った」とこの間の過程を説明した。

4月6日に開かれた中央執行委員会では、4月28日の代議員大会開催とこれによ る一部の地域本部で進めている組織進路を問う組合員総投票中断に合意した。 しかし総投票は予定通り進められ、そのため4月27日に中央執行委員会がまた 招集されたが成員不足で猶予された。

クォン・スンボク委員長、「論争を終息させたい」

クォン・スンボク委員長は「組織進路問題は、これまでの公務員労組5年間の 闘争の歴史への評価という性格を持つため、組織的な合意を基礎に決定しよう と思ったが、円満な合意を作る過程がもはや無意味だと判断をするようになっ た」と述べ、「委員長としては今、組織の進路に関する論争を終息させたい」 とし、「5月19日に18次代議員大会を開催しようと公告を出した」と伝えた。

続いてクォン・スンボク委員長は「別名『統一推進委』を別途構成し15人の中 央執行委員共同名義で、組織的決定のない独自の立場を発表したり独自の日程 を決めて進めるすべての行動を中断するよう勧告し、正常な議決構造の中です べての議論を民主的な手続きと方式で決め、執行してくれるよう勧告」し、 「正常な意志決定の障害となる一切の突出的行為も共に自制するよう」要請した。

クォン・スンボク委員長が談話で再度論争を終えることを明らかにしたが代議 員大会の成功そのものが不透明な状況だ。28日に予定されていた代議員大会を 成功させるために中央執行委員会を20日、27日と連続で開催したがすべて一部 の中央執行委員の不参加で進められなかったため、クォン・スンボク委員長が 公告した代議員大会も一部地域の集団的不参加が憂慮されている状況だ。

受け入れ側、「現執行部は組織正常化の意志も能力もない」

一方、公務員労組特別法受け入れの立場を持つ15人の中央執行委員は29日、 「組織委期克服のための全国紙部長団非常会議」を3日に光州で開催すると 発表した。

彼らは「2月24日の代議員大会以後、現在まで現指導部は規約と民主労組精神 を極端に屈折させ、正常で民主的な手続きにより組織を正常化させる意志も能 力もない」とし「特別措置、代議員配分公文書など、超規約的な措置で委員長 は代議員大会を民主的手続きではなく、自分の主張を貫徹させる道具として活 用する意志を見せてきた。今後もそうするだろう」と現執行部を強く批判した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:37:00 / Last modified on 2007-05-29 05:37:00 Copyright: Default

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