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韓日FTA、東アジアの軍事的緊張を高める資本ブロック化の端緒に
ナムファソン記者 6月13日11時、大学路のマロニエ公園では 世界経済フォーラム東アジア首脳会議反対共同行動の日事前部門決意大会が 開催された。事前部門大会のひとつである 「韓日FTA阻止韓日民衆共同決意大会」は、 WTO反対国民行動、民主労働党、「異議あり-日韓FTA阻止キャンペーン(日本団体)」 の主催で進められた。 決意大会の開会辞を開いた[WTO反対国民行動]の李鐘會(イジョンフェ)代表は 地域ブロック化の動きが世界的次元の軍事的緊張と密接に関連していることを 明らかにして、反世界化闘争が全世界民衆の日常的な平和を守る 唯一の方法であることを強調した。 李鐘會代表は 「ヨーロッパで先ず最初に推進された経済のブロック化は、 ドルとユーロの競争を作り、この競争が結局はイラク戦争として爆発した」 「資本間の競争は軍事的戦争による解消を呼び起こさざるをえない」と警告した。 李代表は続いて「駐韓米軍の再配置と日本の軍事力強化は 資本の緊張が高まっている中国を中心として軍事力移動が行われるもので、 FTAによるアジアのブロックの形成は資本間の競争を一層加速する」と述べた。 続いて「戦争を触発する全世界の資本の緊張は、 軍事的緊張が高いアジアの韓日FTAを皮切として加速するだろう。 平和を愛するなら韓日FTA反対闘争にたたなければならない」と強調した。 自由貿易協定を結んだメキシコの過去10年は、労働組合破壊の歴史 「北米自由協定を結んだ後、米国とカナダの資本がメキシコに流入した この10年はメキシコの賃金が5分の1の水準にダウンし、 労働組合さえ結成できない現状況を意味しており、 韓日FTAの核心もこれと全く同じであって全般的な労働権の剥奪それ以上でも 以下でもありません。FTA協定は国内法より優先するもので、 協定が既に締結された後は国内法の改正運動は何の役にもたちません。 87年以後、労働者大闘争の成果が一瞬にして水の泡になるかどうかというのが 今、この瞬間にかかっています。 今は旗を立てて闘争する時ではなく、各分野の民衆が現場で闘争して 勝ち取るべき時です。」 WEF反対共同行動に参加した100人あまりの日本の活動家の代表で、 この日、連帯発言にたった〈脱WTO草の根連帯〉の田中徹二氏は、 FTA協定はサービス分野においてWTO体制をはるかに超える自由化措置を生むと述べ、 両国交渉の目的は結局はアジアの労働運動の破壊を生み、 日本の超国籍資本の利害に服務する結果を生むと明らかにした。 彼は続いて、現在、日本での運動は米国に追従する小泉の派兵強化の決定と アジアの経済大国化と軍事規模の拡大に反対していると述べ、 日本の反世界化運動は若い層が市民社会の反戦運動と結合して 拡張されていくだろうと予想した。 韓日FTA阻止韓日民衆共同決意大会が終わった後、 マロニエ公園では続いて民主労働党事前大会が行われ、 大学路道路では民主労総の事前大会が続いた。 事前部門大会が終わった後に大学路の路上では、ソウルで上京闘争を 行っている保健医療労組組合員と錦江化繊労働組合員約150人、 全国の面郡単位から上がってきた農民約160人、 マイルドセブン韓国支部組合員、民主労働党員、全国大学生共同行動 などの団体と個別の参加者約1万人あまりが結合して WEF反対闘争の本行事が行われた。 2004年06月13日21:23:49 "原文":http://cast.jinbo.net/news/view.php?board=news&id=30549&page=2 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2004-06-16 21:00:26 / Last modified on 2005-09-05 05:18:21 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |