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参席者を知れば本質が見える 大部分が武器販売・ 反人倫・労働搾取で悪名高く 労働と世界 第291号 パクスギョン 今回の東アジア首脳会議参席者の面々をよく見れば、 行事の性格が明らかになる。大部分が武器販売や反人倫的経営で 大金を儲けたり、アジアの労働者を搾取したことで有名な企業人だ。 ・ボーイング-世界最大の戦闘機生産業者で、 アフガニスタンとイラク戦争の間に売上げが7倍も伸びた。 ・IBM-米国のコンピュータ・情報機器製造業者。 世界のコンピュータ市場の半分を支配。米国のイラク占領を助けて利潤を確保した。 ・KPMG-所有主のベアリングポイントは、今回の会議の議長のひとりで、 東アジア首脳会議の公式後援業者。米国の四大会計法人。 アフガニスタンの経済計画を組んだ対価として4千万ドルを受け取った。 ・プライスクーパーズ・コンサルティング-世界経済フォーラムの戦略的パートナーで、 142か国に支社をおく。イラク再建プログラムに参加し、 この会社の韓国支社である三一会計法人は三星の会計操作を助けた。 ・マック-医薬品販売世界2位のドイツ系製薬会社。 エイズワクチンを高値で売り、アフリカで安価なエイズ治療剤を生産したという理由で 損害賠償訴訟を提起した。去る2002年には、 米国の大企業と政治家の腐敗スキャンダルにかかわった。 ・ABB-ヨーロッパのエンジニアリング会社で、ラムズフェルド米国防長官が 非常勤理事。ラムズフェルドは、自分が「悪の枢軸」と規定した 北朝鮮の軽水炉関連事業を受注して19万ドルを受け取った。 ・ファイザー-医薬品販売世界1位の巨大製薬会社で、米国政治家にとって 最も大きな金脈だ。「イラク戦争の成功が経済に肯定的効果をもたらす」と戦争を支持。 ・ネスレ-母乳の代わりに粉ミルクを誘導してアフリカで150万人にのぼる 乳児を死亡させた。飢餓に苦しめられるエチオピア政府が独自に 粉ミルク工場を国有化すると、被害補償を要求し、 アフリカの児童労働でココアを裁培しており、アジアでは労組弾圧で悪名が高い。 ・スターグループ-世界的衛星放送社として、放送市場の開放に虎視眈々。 ・ナイキ-今回の会議の公式後援企業で、インドネシア、ベトナムなどで 低賃金-高強度労働搾取で有名だ。週65時間労働で月給4万ウォン(4000円相当)。 一方、首脳会議に対抗して開かれるアジア民衆・社会運動会議の参席団体も 目を引く。5月25日現在、参加の意思を明らかにした海外参加者は、 日本参加団約100人、AWC、フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス、 ネパール露天商連合、インド女性団体、香港労総、インド労働組合センター、 アジア調査資料センター、全労連(日本)等で、 アジア学生連盟、世界化に関する共通行動(タイ)、インドネシア小農連盟、 ネパール労総、ジェンダーと貿易に関する国際ネットワークなどの 45団体が支持の意思を明らかにした。 パクスギョン work0818@nodong.org 2004-05-2717:05:56 "原文":http://www.nodong.org/maynews/readview.php?table=webzine&item=4&no=3858 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2004-05-31 07:46:16 / Last modified on 2005-09-05 05:18:16 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |