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「パレスチナ連帯全国一斉凧揚げアクション」参加レポート

那須研一(杉並区学童支援員)

11月9日(土)、好天に恵まれた日本列島の青空高く、無数の凧が舞い上がった。 札幌、盛岡、東京・お台場、鎌倉、名古屋、奈良、神戸、奄美…の各地で行われた「パレスチナ連帯全国一斉凧揚げアクション」。参加者1人1人の思いのこもった、色とりどりのデザインの凧。「Free Gaza」「Stop Genocide」「Stand with Palestine」「こどもを殺すな」…メッセージが宙を舞う。

パレスチナでは、凧揚げが連帯と抵抗の象徴。2011年、東日本大震災の報に接したガザの人々は、占領と砲火のもとにありながら、「家を失った悲しみを私たちは誰よりもよく知っている」と、被災者のために義援金を集め、子どもたちが大勢、凧揚げで応援メッセージを送ってくれた。そして、同年、外出禁止令が敷かれる中、ガザの子どもたちは、自宅の窓から凧を揚げて占領に抵抗。彼らは、同時に12,0000以上の凧を揚げて、「同時に揚がった凧の数」でギネス記録を達成した(岡真理さんによる、アクション呼びかけ文より)。

イスラエルによる、常軌を逸したガザ無差別殺戮が続く中、参加者は、パレスチナに対する占領・侵略を停止せよ、欧米・日本は虐殺支援をやめよ、のメッセージを、世界ひとつながりの空に発信。

私は、お台場・潮風公園にて、主催者Bさんから手取り足取り教わりながら凧を作り、苦闘の末ようやく天空を泳いだ自作品を見上げながら、反戦の声のさらなる広がりを願った。



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