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戦争準備また一歩!〜軍拡財源確保法案が衆院委員会で可決

動画(5分半)

 5月19日昼。雨が降りしきる中、議員会館前の歩道では4つのグループが、議事堂にむかって抗議の声を上げていた。原発推進の「GX脱炭素電源法」に反対するグループ、マイナンバーカード強制・保険証廃止に反対するグループ、そして衆院寄りの歩道には「岸田大軍拡反対」「軍拡財源確保法反対」の人たちがいた。この日の午前、衆議院財務金融委員会委員会で「軍拡財源確保法」が強行可決された。

 「軍拡財源確保法」は、5年で43兆円(武器ローン込みで60兆円超)もの大軍拡資金をひねり出すため、「防衛力強化資金」を創設し、医療や年金のための積立金や震災復興特別所得税、国有財産の売却益などを流用しようとするもの。「STOP大軍拡アクション」らのメンバーは、「あたらしい戦前にさせないために」と連日抗議の座りこみを展開している。

 その集会で、財務金融委員会メンバーの田村貴昭議員(共産党/写真)がマイクを握って訴えた。「本日、自民党・公明党によって採決が強行されたが、大軍拡・増税はもってのほか。これはアメリカのミサイル戦略に日本の自衛隊が参加するためのもので、何兆円ものお金をかけてトマホークやミサイルを買い、敵基地を先制攻撃するとても危険なものです。そんなことをしたら報復攻撃を受けるのは明らか。日本にも大規模な被害が出て、取り返しのつかない惨劇をもたらすものだ。世論と運動を広げ、絶対に反対していこう」と呼びかけた。

 岸田首相が表紙になった「TIME」誌をつかったプラカードを手にした人がいた。そこには「I AM NOT KISHIDA」と書いてあった。アベを引き継ぎ大暴走をつづけるキシダに待ったをかけないと、とんでもないことになる。それが参加者の共通した思いだった。(M)

↓議員会館前の歩道で訴える人たち


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