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争議団がYouTube始めるってよ!〜「JAL青空チャンネル」の挑戦

3.24試験放送/アーカイブ録画(63分)

 2010年12月31日に強行された「JAL整理解雇」から12年が経過したが、いっこうに解決が計られず、クビを切られた165人は路頭に放り出されたままだ。しかし昨年4月の新組合「JAL被解雇者労働組合(JHU)」が結成されてから、果敢なたたかいが展開されている。そんな中、争議団では初めての「ネットTV」による発信が開始される。なづけて「JAL青空チャンネル」。「あの青い空に戻ろう!」が争議団の合言葉だが、その思いをこめたネーミングだ。キャスターは、アナウンスが得意な客室乗務員が担当する。番組内容は争議関連だけでなく、飛行機をめぐるエピソード・裏話のコーナーも用意されている。不当解雇反対の支援の輪を広げ、会社に圧力をかけるには「YouTube」は大きな武器になるだろう。放送スタジオは組合事務所に、急きょ設営された「麹町スタジオ」だ。3月24日の試験放送(ゼロ号)を経て、組合結成1周年の4月4日が第1号放送となる。以下、3月22日に発出したプレスリリースを紹介する。(レイバーネット編集部)


*準備風景(麹町スタジオ)

●プレスリリース

JAL被解雇者労働組合によるTV生放送「JAL青空チャンネル」の開局

 ご存じの通り、JALでパイロット81名と客室乗務員84名が解雇されて12年目に 入っています。これまで被解雇者は、JALに解雇争議の早期解決を求めて様々な 取り組みを行ってきました。この間、JAL経営トップは、2018年4月以降、「出来 るだけ早期に解決したいと心から思っている」「裁判のことは裁判・・・組合と も誠心誠意話し合っていく」等と発言していますが、現在に於いても全面解決に は程遠い状態です。

 この状況を打開するため、私達は昨年4月にJAL被解雇者労働組合(JHU)を結成 し、早期解決を求めて東京都労働委員会で争っています。そして、この度、JHU は多くの人にJAL解雇争議を知ってもらうため、日本の労働組合・争議団では初 の試みとして、TV生放送「JAL青空チャンネル」を開局することに致しました。 放送ではJAL争議に関する情報配信に加えて、ゲストコーナー、航空に関する コーナー、今だから話せるコーナーなど、バラエティーに富んだ企画を予定して います。

 放送予定等は下記にご案内した通りです。また、開局の宣伝ビラ(写真)も添 付致しましたので併せてご覧ください。報道機関・関係者の皆様には、是非チャ ンネル登録をして頂き、番組へのご意見等お寄せ頂きますよう宜しくお願い致し ます。

 JALのベテラン中心の165名の解雇は「労働者の権利」の問題だけでなく、「安 全の問題」でもあります。JHUは、一日も早い JAL解雇争議の全面解決に向け、 引き続き全力で取り組みます。

●発信媒体とチャンネル名 ユーチューブ「JAL 青空チャンネル」
https://jhu-wing.main.jp/jhu-tv/jhu-tv.html
●放送日 試験放送: 3月24日(木) 午後4時ー5時
ゲスト 宮垣忠さん (JAL争議を支援するかながわ連絡会)
●第1回放送:4月4日(月) 午後4時ー5時
ゲスト 福島みずほさん (参議院議員)
●第2回以降:毎月第1と第3火曜日の午後4時~5時まで放送
*放送はアーカイブが残りますので、いつでもご覧いただけます。

<お問合せ> JAL被解雇者労働組合 info@jhu-wing.main.jp


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