本腰を入れて生きなければいけない年/「アベ・スガ政治を許さない」国会前行動 | |||||||
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本腰を入れて生きなければいけない年〜「アベ・スガ政治を許さない」国会前行動1月3日は、恒例の「アベ・スガ政治を許さない」国会前行動の日。快晴にめぐまれたが、人々の表情には厳しさと緊張感があった。平和運動家の大木晴子さん(写真下)はこう語る。「今年は本腰を入れて生きなければいけない年。香港にしてはならない。沖縄を知り沖縄を通して日本を見つめることが大事。本当に戦争は地獄です。沖縄の心を殺さないでほしい。デニー知事と一緒に頑張りたい」と。 この日、もっとも多く掲げられたのは「不承認」の文字。それは、沖縄辺野古の工事不承認を決めたデニー玉城知事を支持し連帯する意思だった。 「ワクチン接種後の死亡者数1431人」のプラカードを掲げる人がいた。「死亡者だけでなく重篤者も6000人を超えている。マスコミも取り上げない。大変なことが起きているのに国会はワクチン被害の問題を審議していない。それを訴えたくてきた」と。 この日の参加者は140人を超えた。「改憲」への危機感からか人数はいつもより多く、しかも決意にあふれていた。午後1時から15分間、無言のスタンディングが行われた。国会はまだ開かれていないが、人々の監視の眼はしっかり国会を睨んでいた。 呼びかけ人の澤地久枝さんは、背骨の骨折を抱えながらやってきた。リレートークでマイクを握った。「私は91歳。なので年をとることは不自由になることがよくわかる。でも志をどう持つかは私の自由ですから今年も頑張っていきたい。なんてひどい政治をこの国はやっているのでしょう! 民意がどこにもないです。この政治のやり方に反対だという意思表示を続けましょう。監視の眼を緩めないこと。そして私たちの考えるよりよい政治をめざしましょう」と訴えると大きな拍手が起きた。 短い集会の最後にコメディアンの松元ヒロさんが登場し、即興のショートコントを披露した。「岸田の“聞く耳”は“キック耳”だ。アベノマスクを廃棄するのでなくアベを廃棄しろ!」の痛烈な風刺に、大爆笑が起きた。「アベ・スガ・キシダと表紙をどんどん変えても、中身は何もかわっていない。この国会前の行動はとても大事」とヒロさんは強調した。なお、かれが主人公のドキュメンタリー映画『テレビで会えない芸人』もまもなく公開される。(M) ↓松元ヒロさん、澤地久枝さんのツーショット Created by staff01. Last modified on 2022-01-04 09:03:55 Copyright: Default |