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LNJ Logo 〔渡部通信〕10月27日号 : 眞子さんの結婚/もう心の無い人形ではない
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〔渡部通信〕10月27日号 : 明けない夜はない(86)
<心を守るため:眞子さんの結婚>

============================== 東京五輪を通して何よりの成果だったのは、 森会長による女性蔑視発言などにより、 日本社会の「古い体質」が暴露されたことだろう。 そうして今度は、その「古い体質」の頂点にあるともいえる 天皇家の中から「古い体質」を破るようなことが起きてきた。 それは昨日(10月26日)の小室圭さんと眞子さんの結婚である。 彼女は、この結婚は「心を守るために必要な選択」と述べた。 つまり、「もう心の無い人形ではない」と述べたのである。 それほどまでに現代の天皇家は「古い体質」にとらわれ そこに生まれれば「心ある人間ではいられない」という事だ。 安倍・菅・岸田首相らは 口を開けば「日本は民主主義と人権を守る国」などというが、 実際には民主主義も人権もない「天皇家」を利用して 人々を支配している。 この天皇家については、 『ベルツの日記』(岩波文庫)という本の中に、 次のようなことが書かれている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 伊藤(博文)の大胆な放言には自分も驚かされた。 半ば有栖川宮の方を向いて、伊藤のいわく 「皇太子に生れるのは、全く不運なことだ。 生れるが早いか、至るところで礼式(エチケット)の鎖でしばられ、 大きくなれば、 側近者の吹く笛に踊らされねばならない」と。 そういいながら伊藤は、 操り人形を糸で踊らせるような身振りをして見せたのである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 伊藤博文の言ったことは現在の皇室にも当てはまるだろう。 そうした中で彼らは「踊らされ」ているのである。 だから、彼らは人間の心を押し込めなければならない。 それは大変苦しいことである。 具合が悪くもなり、病気にもなる。 民間から皇室に入った美智子さん、雅子さんは、 みなそうなった。まるで無言の拷問のようだ。 しかし、時代は変わりつつある。 日本社会の「古い体質」は、 東京五輪によって図らずも暴露された。 そして今回、天皇家内部から 「心を守るために必要な選択」と言って 眞子さんが飛び出したのである。 もう心の無い「操り人形」はいやだという事だ。 日本社会の歴史の歯車がまた一つ前に進んだ。 ============================== 【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎) ============================== *********************************************************** 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス   http://houinet.blogspot.jp/ 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ   http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト   http://hinokimi.web.fc2.com/

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