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不当判決を糾弾する!/関西生コン弾圧「大阪ストライキ第2次事件」大阪地裁判決 報告集会
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不当判決を糾弾する!〜関西生コン弾圧「大阪ストライキ第2次事件」大阪地裁判決 報告集会

 10月12 日の夜、連合会館(東京)で、関西生コン弾圧「大阪ストライキ第2次事件」大阪地裁判決 報告集会が開かれた。地裁判決は不当なもので、産別労働組合活動を否定した。労使協定を守らない大阪広域協組は免罪にした。こうした権力の横暴を許さないと支援の労働者が駆けつけた。以下、発言を紹介する。(宮川敏一)

◆司会(小谷野毅全日建連帯書記長/写真)
 おさらいしたい。いろんな事件あり、関連があるか復習したい。刑事事件が8つある。正当な組合活動をして、威力業務妨害、強要未遂、恐喝未遂名前だけ見れば、とんでもない事をやったとイメージを与える。しかし、当然の組合活動の範囲(ビラまき、団交、抗議活動)でしかない事を理由に逮捕を続けた。一方、労働委員会事件は大方、組合の主張が認められている。労使協定の中で、生コン価格を引き上げた。当然に運賃値上げするものが拒否をした。抗議でストライキをしたことに不当逮捕、不当労働行為を続けた。2017年から権力弾圧をしてきた。業界と裁判所が結託するような不当な弾圧をしている。

◆一審判決の報告(太田健義弁護士 関西生コン弁護団)
 西山さんの弁護をしている。大阪2時事件の地裁判決は30分。要旨だけで主文はない。「大阪広域協が確約したお金を出さない。組合は金をよこせと要求を恐喝」組合の賃金要求を否定する。主文の2年6月は検察の求刑と同じ。「大声の団交を強烈に阻害」のレッテル張り、悪いイメージを植えつける。労働運動を認めない求刑内容を羅列した。「組合の交渉相手を組合員のいない会社」と決めつける裁判所。産業別労働組合を認めない判決だ。これで終わりではない。裁判官も人の子、大衆的な力をで動きもする。皆さん頑張りましょう。

◆福島瑞穂参議院議員
 労働組合を否定した。裁判所の判決は許せません。国会を通しても声を上げ、皆さん連帯して頑張ります。

◆判決コメント(宮里邦雄弁護士・全日建顧問弁護団)
 労働組合の弾圧は、労働組合の正当性で判断される。「裁判所は関西生コンの労働組合活動を認めない」と切り捨てた。労働組合の行為を認めない。対象企業に組合員がいないと決めつける。産別運動を認めない。企業を横断的に組織運動をする産業別労働組合を否定した今回の判決だ。

◆連帯挨拶
□松永英樹さん(全港湾委員長)

 私たちも産業別運動をしている。産別運動が否定されると私たちも影響を受ける。「18春闘から独禁法に抵触する」と賃上げを拒否する日本港湾協会。中労委に斡旋するもの日港協は拒否。正しく産別運動の強化で連帯します。

□藤本泰生成さん(平和フォーラム共同代表・関西生コンを支援する会共同代表)
 敗戦でGHQによる民主化が進むが、政治も経済も大きく変わった。労働者は働いて生活する。だから労働組合は平和を愛する。今、気に入らない者を切り捨てる動きがある。戦前に戻す自民党政権。関西生コン攻撃、学術会議の人事介入も元は同じだ。平和フォーラムは最後まで関西生コン事件の解決を応援します。

◆閉会挨拶 菊池進全日建連帯委員長
 全国で支援する会が作られ、署名も集まっている。まだまだ関西生コン事件を知らない人も多くいます。もっと支援を広げます。大阪地裁判決を糾弾します。皆さんの支援で頑張ります。ありがとうございました。

◆関西生コン事件の進行予定
□12月17日 加茂第1事件判決
□12月21日 報告集会


Created by staff01. Last modified on 2020-10-12 23:20:00 Copyright: Default

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