民主主義破壊・権力集中がまた進む!/あっというまに成立した「新型コロナ特措法」 | |||||||
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民主主義破壊・権力集中がまた進む!〜あっというまに成立した「新型コロナ特措法」3月13日夕方「新型コロナ特措法」は参院本会議で賛成多数で成立した。衆参合わせてわずか7時間余の審議だった。「緊急事態宣言」は、安倍政権にフリーハンドを与え「移動の自由」「表現の自由」「知る権利」など国民の自由と権利を幅広く制約するものである。審議のなかでは、民放に対して、放送内容について変更・差し替えの指示が可能との政府答弁もあった。 この日は終日、参院議員会館前で「コロナ対策の名を借りて民主主義を破壊するな」と抗議の声が上がった。教員グループ「都教委包囲ネット」が呼びかけた緊急行動だ。午後4時半すぎ、本会議可決の報が入ると怒りが広がった。「野党はあまりにもだらしなさすぎる。こんなことを許したら改憲もやられてしまう」と嘆く声が飛んだ。 官邸前で一人スタンディングをしている金平糖さん(konpeito2015 ツイッター名/写真)は、「今でも規制があるがまだ『表現の自由』としてスタンディングは認められている。しかし、これからは『人が集まるのはだめ』という理由で禁止されるかもしれない。とても心配だ。なにより一番怖いのは、みんなが声を上げることを自粛することだ」と語っていた。主催者は締めのあいさつで「これからは緊急事態宣言をさせない運動をやろう。とにかく自粛しないで行動することだ」と元気にアピールした。(M) *参議院本会議の投票総数は234、賛成は216、反対は18だった。棄権・欠席は7だった。詳細は以下のとおり。 ●反対 ●棄権・欠席 ↓衆院委員会の議事録。山尾議員の質問に「放送内容の変更・差しかえの指示可能」との政府答弁。 Created by staff01. Last modified on 2020-03-14 11:26:46 Copyright: Default |