本気の労働運動の映画『ストライキ前夜』/レイバー映画祭で初公開 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
本気の労働運動の映画『ストライキ前夜』〜レイバー映画祭で初公開安田幸弘8月3日に開催される「レイバー映画祭2019」。まあ、いろいろ上映しますけど、朝イチで上映する名画『ストライキ前夜』は観ておいて損はない。 韓国の民主化、労働者大闘争の後、雨後の筍のように労働組合が作られていた頃の映画で、当時の労働運動がどんなものだったのかがよくわかる。 昨年話題になった『1987、ある闘いの真実』は当時の民主化運動を描いた作品だが、民主化闘争の一方ではこの『ストライキ前夜』が描き出す労働運動の高揚があった。 また、この映画が最近の『1987』や『タクシー運転手』のような娯楽映画と決定的に違うのは、本気の労働運動の映画だということ。プロパガンダ映画かもしれない。また、教育映画でもある。韓国という国で、ほとんどの人が労働運動、労働組合についてよく知らなかった頃、この映画は「本当の労働組合」をスクリーンに描き出した。 映画の完成度という意味では不足もある。ストーリーの展開も古めかしさを感じさせる。俳優の演技もあまりうまくない。画質が悪いのは原版が16mmだから。 だけど、そんなことが気にならなほど熱気に満ちている。当時の現場の熱気が伝わってくる。労組を作ろう、そして人間らしい生活をしよう、われわれには労働組合が必要なんだという、当時の活動家たちの叫びがひしひしと伝わってくる。 この映画は日本でも90年代に何度か上映されたことがあるらしいのだが、まあ、事実上初公開。 特に今回上映するデジタル・リマスター版は日本で初めての上映になる。デジタル・リマスターといっても元のフィルムが16mmだから、そんなに鮮明ではないけれど、それでも古い映像と比べれば、はるかによくなってる。 日本語字幕も新しく付け直したけれど、昔、上映された日本語字幕がどんなものか知らないので、良くなってるんだか悪くなってるのかはわからない。良くなっていると信じたい。 Created by staff01. Last modified on 2019-08-01 11:03:53 Copyright: Default |