東関東にいまだ降り続く放射能/11.30反原発金曜行動レポート | |||||||
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東関東にいまだ降り続く放射能〜11.30反原発金曜行動レポート11月30日金曜日、国会周辺での反原発抗議行動の日。先々週は、右翼が街宣車でやってきて妨害行動を行ったため、国会前は騒然となった。抗議する人々は右翼には取り合わず、負けずに声を張り上げるものだから、国会の森が叫んでいるようにみえた。 希望のエリアでは、毎週のように原子力規制委員会などを傍聴している春橋哲史さん(写真上)が、淡々と大気中のセシウムの放射線量について報告していた。7〜10月にかけて東関東の各地の放射線量が1キロ平方メートルにつき、いくらの数値かーーというものである。その中で、「東京の新宿区」では「月間降下量が113万ベクレル」という。これにはギョッとした。この地区で毎日空気を吸っている一人なのだ。いまだに知らぬ間に福島から放射線が降ってくる。 その翌日(12/1)の『東京新聞』朝刊一面トップをみて、これもギョッとした。経産省が「新小型原発 開発へ」という記事が載っている。原発という名の核兵器を手放すまいとする安倍政権の執着ぶりにあぜんとなる。ナチスによって絶滅収容所に閉じ込められたユダヤ人がパレスチナで壁に執着するように、原爆によって悲惨な目にあった日本人が原発に執着する愚かさーーわたしたちはこの異常な精神とたたかわなければならない。〔木下昌明〕 Created by staff01. Last modified on 2018-12-01 19:22:13 Copyright: Default |