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関生支部を絶対に孤立させない!〜組合つぶしの大弾圧に抗議する緊急集会に350人久下 格7月〜9月の間に計4回、26人が不当逮捕されるという大弾圧と闘う全日建連帯労組関西地区生コン支部(関生/カンナマ支部)に連帯する緊急集会が、9月22日、大阪市のエルおおさかホールで開かれ、定員216人の会場は、緊急の取り組みにもかかわらず、定刻前から続々と集まった350人の労働者・市民で埋まりました。 全港湾大阪支部委員長による開会宣言の後、武洋一関生支部書記長が経過報告。今回の弾圧は、直接的には、労働組合と協同組合が協力してゼネコンの生コンクリート買い叩きを規制してきた経緯を無視して、利益を独占するため、元在特会の右翼と結んで関生支部をつぶそうとする大阪広域生コンクリート協組の悪質幹部との闘いにかけられているが、背景には、大資本(ゼネコン)を規制して社会構造じたいを変えようとする闘いが、近畿一円から名古屋、静岡と広がるなかで、こうした闘いが箱根の関を超えることを絶対認めない政府権力者がいると述べました。 委員長、副委員長など20名を獄中にとらわれながら、武氏の報告は、1980年代からの度重なる刑事弾圧を、ことごとくはね返してきた自信に満ちており、ときに笑みをみせながら、ストライキという、労働組合にとって、もっとも基本的な権利行使が威力業務妨害だとされている、このような攻撃は関生支部だけの問題ではあり得ないという訴えに、会場は大きな拍手で応えました。 弁護士からの報告後、全港湾、全日建、全労協など、関生支部と共に闘ってきた組合、また関生支部から多大な支援を受けてきた多くの組合や市民団体から発言が続きましたが、それらは皆、「ストライキが威力業務妨害なら組合運動はできない、団体交渉や団交要求が強要なら組合は成立しない」という危機感に満ち、また、企業内にとどまらず、戦争法や沖縄や反原発など社会全体の問題を自らの問題として闘ってきた関生支部をを絶対に孤立させないという決意に満ちていました。 会場カンパ257,442円が集約され、川口まゆみさんの歌で盛り上がるなかで集会は終わりましたが、闘いははじまったばかりです。集会では、20名の仲間を取り戻すため、毎週土曜日に滋賀県警と大阪府警への抗議行動を展開することが提起されました。マスコミが報道しない中、まだまだ大弾圧の事実さえ広く知られていない状況を変えるために、社会全体に向けた宣伝を強めながら、大弾圧をはね返すことのできる息の長い、広範な闘いの戦線を作ることが求められています。 *深く知るために → 連帯広報委員会 Created by staff01. Last modified on 2018-09-23 19:17:52 Copyright: Default |