「週刊金曜日」ニュース:東電福島第一原発事故 6年後の真実 | |||||||
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2017.3.10 _________________________________________________________『週刊金曜日』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■有料メルマガ、発行200号記念キャンペーン実施中! http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3716 ==================================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】近刊のご案内 【5】イベントのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■東電福島第一原発事故 6年後の真実 あの忌まわしい東京電力福島第一原発の破局的事故から6年が経とうとしている。避難を 強いられた人、自主的に避難した人、故郷にとどまった人──多くの人たちの暮らしや心 は引き裂かれたままだ。未来を見通すことは難しく、誰を信じればいいのかさえわからな い。混乱が続くなか、利権に群がる原発ムラが復活しようとしている。 ●フクシマの苦難は続く 小出裕章 ●3月31日に避難指示が解除される福島・飯舘村 帰れない村に、帰りたい 豊田直巳 政府は、東京電力福島第一原発事故で福島県内に出した避難指示(事故直後11市町村)の うち、3月31日に浪江町・川俣町・飯舘村を、4月1日に富岡町を解除する。対象者は計 約3万2000人。帰還するかどうかに揺れる飯舘村の人たちを追う。 ●住宅無償提供の打ち切りで 追い詰められる自主避難者 満田夏花 政府指示の避難区域以外の避難者、いわゆる「自主避難者」に対する住宅無償提供の打ち 切りが、3月末に迫っている。避難者は高い家賃の壁や実質上の「追い出し」にあい、切 迫した状況にある。 ●2号機格納容器内は1分弱で致死量 石棺化を早く検討すべき 添田孝史 福島第一原発でいま行なわれている廃炉作業は見直すべきだ。無理な工程では作業員に被 曝を強いるばかりか、廃炉費用も増え続ける。 ●東芝、三菱、日立の原子力部門が統合?! 「日の丸原発」会社の危うさ 山岡淳一郎 今や原発ビジネスは、グローバルな不良資産と化した。放置しておくと東芝のように存亡 の危機に追い込まれる。しかし日本では、官民一体の「日の丸原発」会社を立ち上げる案 が浮上している。 ◆原子力ムラに乗っ取られた規制庁 水木光 ●強制起訴から1年 引き延ばし戦術取る東電旧経営陣の卑劣 明石昇二? これほど重大で深刻な事故が起きていながら誰ひとり刑事責任を問われていない──福島 復興のためにはまず責任の所在を明確にするべきではないか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 編集長後記 都立高校の卒業式に保護者として出席した。正門の前で、ビラを貰った。はなむけの言 葉とともに、「誰にも立たない、歌わない自由があります」とあった。起立斉唱を職員に 強制する「10・23通達」から14年。刃向かう者は処分を受け、異論は封じ込められて今は 何事もなかったかのようだが、抗議活動は続いている。 豊洲市場移転問題で石原慎太郎元都知事の百条委員会への喚問が注目されているが、彼 が教育の場で行なった数々の圧政と支離滅裂な行為はどうなるのか。「僕、国歌歌わない もん。国歌を歌うときにはね、僕は自分の文句で歌うんです。『わがひのもとは』って歌 うの」という発言が知事退任後、文芸誌に載ったときは、さすがにのけぞった。 教育勅語を暗唱させる幼稚園がいま、批判を受けている。もちろん違いはあるが、「君 が代」だって本質的に同じじゃないかと思う。息子はこのビラを受け取っていない。理由 を問うと、業者のビラかと思ったという。若い世代にこそ考えてほしいのに……。(小林 和子) (過去の編集長後記はホームページでどうぞ) [編集長後記]はこちら↓ http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】3月17日(1128)号予告 【特集】 ●デマを斬る! メディアとヘイトと沖縄と ●対談 辛淑玉×青木理 ヘイトに抗う言説の松明を掲げ続ける ●沖縄ヘイトスピーチの“権威”篠原章氏がネットテレビの論争で完敗 本誌取材班 ●他人の名誉は平気でふみにじり 自分の“名誉”には「超敏感」なDHC 三宅勝久 ◆DHCシアター「ニュース女子」をめぐる人間関係図 ●青林堂のヘイト本『沖縄の危機!』、自民党国会議員も堂々寄稿 ●浦添市長、関連集会で挨拶したが、本は「まだ読んでない」 内原英聡 【ワイド特集】● 追及 森友学園 「認可」した大阪府教育長はカジノ利権を狙うセガサミーに天下りしていた/ 「昭恵案件」に丁重に対応した役人たち/ついに動いた小沢一郎 【インタビュー】●亡骸の魂とともに生きていく 石牟礼道子インタビュー 【法案】共謀罪を容認する公明党は、本道に立ち返れ 氏家法雄 【歴史】●シンガポール華人大虐殺75年 安倍首相はなぜ「慰霊」でアジアに行かないの か 渡辺洋介 【文化】●きんようぶんか インタビュー 日本初公開のパキスタン映画『娘よ』のアフィア・ナサニエル監督に聞く 「映画がもつ架け橋としてのパワーを信じたい」 境分万純 【連作掌篇小説】●重力の帝国 第1話原子野の東 山口泉 【強力連載】 ●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道 ●新・政経外科 佐高信 ●犬の遠吠え 花に風 落合恵子 ●初めて老いった!? 石坂啓 ●メディア一撃 岩本太郎 ●俺と写真 本多勝一 ●中高年派遣社員物語 森川海守 ●無責任架空対談 松崎菊也 ●新・買ってはいけない ナンセンスな花粉症予防グッズにだまされるな 渡辺 雄二 ●自由と創造のためのレッスン 廣瀬純 ●「農業競争力強化支援法案」に断固反対 天笠啓祐 ●風速計 宇都宮健児 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php ★たいまつ 遺稿集 著者:むのたけじ 700円+税 A5判並製・80頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002202.php 生涯現役ジャーナリストの遺稿 2016年夏101歳で亡くなった、むのたけじ。その文章、言葉、生き様は多くの人を 刺激し、魂を震わせた。遺稿となった『週刊金曜日』連載コラムをブックレットとして発 刊。 ★猫とビートルズ 写真・雨樹一樹 文・今 一生 1200円+税 B6判・並製・96頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002177.php 猫と一緒にビートルズの世界へ! ビートルズは50年以上前から今日に通じる教訓を歌っていました。高齢化社会、貧困と売 春、家出、増税、ひきこもり、戦争、革命・・・・・・ 彼らは世界中の人気者になって大金を稼いでも、 労働者階級出身である立場から現実の社会を見上げ、 譜面も読めないまま楽曲を作っていました。 そんな20代の若者たちが伝えたかったことを猫と一緒に読み解く本です。 ★実名告発 創価学会 著者:野口裕介・滝川清志・小平秀一 1400円+税 四六判並製・256頁 ISBNコード:978-4-86572-015-0 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002164.php 「平和」を掲げてきた創価学会はなぜ変質したのか── 学会本部の中枢から排除された3人の元青年職員が、「愛する創価のため」権威主義化し た本部を徹底糾弾。 ◎プロローグ 第1章 安保法制容認は名誉会長の意思とは真逆だ 第2章 幹部職員のありえない官僚化・権威化を暴く 第3章 意見する人間を徹底排除する本部執行部 第4章 同志と共に「正義の闘い」に挑み続ける 第5章 『週刊金曜日』編集部が著者に聞く創価学会への疑問 ★偽装 「耐震偽装事件」ともうひとつの「国家権力による偽装」 著者:小嶋進 1200円+税 四六判並製・168頁 ISBNコード:978-4-86572-014-3 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002097.php 2005年11月に発覚した 「耐震偽装マンション・ホテル」事件── 本書で当事者が告白する真相はテレビや新聞の 報道とあまりにかけ離れている。 しかも警察や検察、報道機関が犯した数々の 失態の責任はうやむやにされたままだ。 Kindle版好評につき、紙版でも発売。 ★未来ダイアリー もしも、自民党改憲草案が実現したら? 著者:内山宙 1000円+税 A5判並製・175頁 ISBNコード:978-4-86572-013-6 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002084.php 「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも── 「あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)」の 弁護士が憲法改訂後の世界を描く、憲法近未来小説。 ※日本国憲法と自民党憲法改正草案 対照表つき 憲司は大学の卒論を書くための資料探しに東京・神保町の古本屋に向かった。そこで、店 から勢いよく出てきた女性とぶつかってしまい、彼女の落とした帽子を 拾ったことから憲司の人生は思わぬ方向に転がり出す。 『赤毛のアン』が大好きで英文学専攻だったのに弁護士になった桜野杏、法科大学院で優 秀な成績をとりながら法曹の道をあきらめた柚木警部補、デモ隊と首相官邸を両にらみす る国防省の石田...... それぞれの選択が交錯していく「もしも」の世界。いつか、これは本当のことになるかも しれない。 ★日本会議と神社本庁 『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁 ISBNコード:978-4-86572-010-5 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織 1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在 最も行動的な右派団体だ。 また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が 加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。 本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素 顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。 ┃Kindle版┃電通の正体 新増補版 週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円) http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界 の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発 売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの 大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない 巨大広告会社の実相に迫る。 ┃Kindle版┃バラ色のひきこもり 勝山実:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php 「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。 でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、 その声が伝わることはほとんどありません。 高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける 自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、 なぜにひきこもり続けるのか、 自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。 ┃Kindle版┃漢字と社会 笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php 走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと? 俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。 どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に) 中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々 、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から 、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。 ┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理 神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。 ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。 ┃Kindle版┃何がどうして発達障害 司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php 自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。 時間やお金の管理も超苦手。 やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……? あの人ってなんでいつもいい加減なの! スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、 人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの? 本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。 近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、 肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。 自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。 きっとそれまでとは違った視点で、 自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】イベントのご案内 ★本誌主催講演会・第17回「金曜日文庫」 電通の正体 2017年3月16日(木)開場18時、18時30分〜20時 寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階) 地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分 佐高信(評論家)、平井康嗣(本誌編集主幹) 1000円(1ドリンク付)、要申し込み、先着30人 ■申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522 ※申し込み件名に必ず「金曜日文庫17回目申し込み」とご明記ください。※FAX で申し 込みの場合、必ずご自身のFAX 番号をご明記ください。 ==============================================『週刊金曜日』 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。 https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。 ※ このメールへの返信はできません。 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。 http://www.mag2.com/m/0000140118.html ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃発 行 株式会社金曜日 ┃ ┃ 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 ┃ ┃ アセンド神保町3階 ┃ ┃ http://www.kinyobi.co.jp/ ┃ ┃編集部 mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃ ┃業務部 mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Created by staff01. 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