83歳 元被告が怒りの会見/砂川事件再審請求を東京高裁が棄却 | |||||||
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83歳 元被告が怒りの会見〜砂川事件再審請求を東京高裁が棄却「安倍政権は砂川事件最高裁判決を曲解して安保法制の法的根拠にしてきた。再審決定すると政権には大問題になる。だから今回の決定には政治的意図を感じる」(土屋源太郎/右)、「60年間一生をかけて闘ってきた。これは戦争と平和、憲法を守る問題だ。こんな血の通わない文章で切り捨てる裁判所を許せない」(武藤軍一郎/左)。 安保条約と憲法のどちらが上かを争った「砂川事件裁判」。今の沖縄基地問題に直結するものだ。1959年の東京地裁の伊達判決は、「米軍駐留を憲法違反として」被告を無罪としたが、同年12月最高裁は逆転判決で有罪を下した。しかしこの過程で、米政府が直接最高裁長官に圧力をかけたことが公文書で明らかになっている。これを新証拠に元被告の土屋、武藤さんら4人が再審請求をしていたが、11月15日、東京地裁に続いて東京高裁でも棄却された。内容は新証拠に触れることなく法律解釈だけの門前払い。請求人らは最高裁に「特別抗告」して闘いを継続する方針だ。 ↓マスコミの取材が多かった(裁判所前) ↓司法クラブ会見室 ↓「逃げた判決だ」。新証拠を手に話す吉永満夫弁護士 ↓土屋源太郎さん ↓武藤軍一郎さん Created by staff01. Last modified on 2017-11-20 09:47:53 Copyright: Default |