この人がいてくれてよかった!〜枝野代表が地元大宮で最後の訴え | |||||||
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この人がいてくれてよかった!〜枝野代表が地元大宮で最後の訴えこの人がいてくれてよかった。そう思えた選挙最終日。枝野幸男のファイナル演説は、地元埼玉の大宮駅東口で行われた。(以下、枝野演説の概要) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 国民の政治離れと言われるが、それは違う。政治が国民から離れてしまった。「強いものをより強く、豊かな人をより豊かに」これが安倍首相の五年間だった。その結果、格差が拡大し、社会が分断された。意欲のある若者が、奨学金という多額のローンを抱えないと進学できない。そんな状況で誰が社会を引っ張っていくのか。働くとは、自分や家族の暮らしの営みを支えること。それは日々連続し途切れてはならないことなのに、いつクビになるかわからない。これでは社会に活力は生まれない。介護を求める人はたくさんいるのに、賃金が安すぎて人が集まらない。限られた財源に優先順位をつけよう。 自己責任ばかりが強調されるが、今はそこそこ稼いでいるあなたも、明日病気になったり、体の自由がきかなくなったりするかもしれない。人生、自分の力だけではどうにもならないことがある。そのときのために政治があるのだ。 「立憲」という名前にこめた思い。それは、どんな権力者も好き勝手をやってはいけない。憲法と言うルールに基づいて、権力を使わなければならないということ。これが安保法制で壊されてしまっている。自分の国が攻められてもいないのに戦争の手伝いをする。ここから立て直さなければ。 反対意見に耳をかさない。「国会で数を持っているから俺たちの言うことを聞け」。これは民主主義ではない。右とか左とかは関係ない。上からの政治ではなく、暮らしの足元に光をあて、社会を下 から押し上げる。それが自分たちのやるべきことだ。だから皆さんの力が必要なのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 雨の中、枝野コールと拍手はいつまでも続いた。3・11の時は政権の座にいた。民進党になり、分裂した。数々の失敗を経ながらも、多くの期待を集めている。自民党が見誤っているこの国の生活者の姿を、一番知っているのが立憲民主党なのかもしれない。22日の投票日で終わりなのではない。ここから始まるのだと、枝野は力を込めていた。(堀切さとみ) Created by staff01. Last modified on 2017-10-22 08:46:57 Copyright: Default |