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安倍政権の腐った部分が「原発推進」〜6.30 脱原発金曜行動レポート

動画(5分17秒)

 6月30日金曜日、この日福島原発事故の責任を問う裁判の初公判があった。これは福島原発告訴支援団が告訴・告発したものだ。裁判には勝俣恒久元会長ら東電の元幹部3人が出頭した。彼らは異口同音に「無罪」を主張した。この国の検事は、あれだけの大事故を起こしたのに不起訴にしたわけで、今回の裁判もその行く先が案じられる。

 官邸前や国会前には、朝からの裁判傍聴にきていた人々が抗議行動にも参加していた。国会前でリーダーのミサオ・レッドウルフさん(写真上)は「安倍政権のもっとも根底にある腐った部分は、この原発推進で、彼を退陣に追いこむためには一人ひとりもっと集まってほしい。集まるだけで力になる」と呼びかけた。

 希望のエリアでは<主権在民>の歌がうたわれた。日中は雨もようだったが、空には月が出ていた。経産省前ではこうこうと灯りがともっていて、ジュースを配っていた。この光景はテント時代からつづいている。

 なお、この3週間<未来のための公共>の学生たちは集会を開いていない。主催者の一人に聞いてみると「一つは『共謀罪』が強行採決されたこと、ちょうど大学の試験期にあたっていることが理由。でもたたかいをやめたわけではない」とのことだった。〔木下昌明〕


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