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あとがないたたかいへ!〜反原発集会で山城博治さん檄とばす

    木下昌明

 *写真=ムキンポさん

動画(山城スピーチ・5分)

 3月26日、「原発のない未来へ!」「つながろう福島!守ろういのち!」をスローガンに掲げ、東京・代々木公園で3つの会場に分かれて大集会が行われた。

 それぞれの会場で神田香織、澤地久枝、鎌田慧らの文化人や地方からの活動家がスピーチしたが、なかでもこの日のために沖縄からかけつけた「基地・軍隊を許さない女たちの会」の高里鈴代さんと「沖縄平和運動センター議長」の山城博治さんのスピーチに会場は沸いた。

 高里さんは、前日も辺野古で座り込みをしたことを報告し、この会場にもいる多くの座り込みの参加者に感謝を表明した。辺野古でのたたかいは原発反対のたたかいと深く結びついていると訴えた。

 山城さんは「辺野古が完成すれば間違いなく、あのクソッタレ、戦争に走るでしょう。それでいいのか、みなさん!」とまるで辺野古ゲート前の現場にいるように、安倍首相を「クソッタレ」呼ばわりをし、何度も腕を振り上げてアジをとばしていた。また「絶望してはいけません。あとがないからです」という言葉が耳に残った。そうだ。絶望なんかしているヒマはないんだ!

 デモは3つのコースに分かれたが、渋谷コースは隊列が延々とつづいた。司会の木内みどりさんは「今日の参加者は3万5千人」としめくくった。


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