渡部通信〜8・30報告 | |||||||
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・「ひのきみ全国ネット」の渡部です。 ================== 【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎) ================== 東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし) =================== 対米従属で「世界征服」を夢想する デマゴギー政治家安倍首相を倒そう! =================== 本日(8月30日)の 「戦争法案廃案!安部政権退陣!8・30国会10万人・全国100万人大行動」 (主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会) は、大成功でした。 私が11時少し前に議員会館前に着くと、すでに相当数の人々が来ていました。 中でも目立ったのが、 日教組が「教え子を再び戦場に送るな」の多数の幟を立てて、 かなり大きな場所を陣取っていることでした。 (ただし、11時〜12時までは秋葉原での宣伝行動で、 そこにいたのは宮崎教組、沖縄教組などの方々だけでしたが) その後、国会正面、憲政会館寄りの方に向かうと、 そこもかなりの人だかりになっていました。 そしてその一角で、4人の学生の<ハンスト>が行われていました。 主催は「学生ハンスト実行委員会」で、支援者たちが マイクで話したり、チラシを配ったりしていました。 チラシに載っていた<声明文>には、次のようなことが書いてありました。 「・・8月27日より無期限ハンガーストライキを開始することをここに宣言します。 ・・・まさしく安保法案は世界の民衆を分断し戦争を準備する、 本来的に民衆に敵対する法律です。 ・・・私たちによるハンガーストライキは、戦争によって犠牲になりうる あらゆる人々と協力し、戦争への動員・協力を共に拒否するよう 呼びかける直接行動の一過程です。そのめに私たちは 生命をかける覚悟でたたかいます。・・」 彼らは本日の14時で72時間(まる三日間)を超えました。 12時頃からはどんどん人が増え始め、 集会開始前には、全体に聞こえるスピーカーで、 <アーティスト・クリエーター・デザイナーの会>の方が、 「戦前芸術家たちは戦争に協力した。しかし私たちは そうした仕事がきてもそれを拒否する。」 と力強く訴えていました。 また、ラップ調で歯切れのよい歌が歌われました。 「大好きで大嫌いなアメリカ」とか 「ハナクソやろう安倍晋三、ボンボンオヤジ」など、 実に的確にその本質をついた歌でした。 トールズの仲間たちも「TOLDs」のパネルを持ってきました。 これには「新聞で見たよ」というような反応がありました。 「トールズ」(Tokyo のLiberal でDemocratic なSenseiたち: 現役の被処分者たちが立ち上げました。) 詳細は下記URLに載っています。 http://tolds20150815.blogspot.jp/ 教員じゃなくても一般人として賛同出来るようにもなっています。 http://tolds20150815.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html?m=1 現役の高校教員たちが立ち上がったことに対して、 関心が高かったようです。 次回は日教組、都高教組の脇で宣伝すれば さらにいいかもしれません。 14時から始まった集会では <民主党・岡田克也代表> <共産党・志位和夫委員長> <社民党・吉田忠智党首> <生活の党・小沢一郎代表> <1000人委員会・鎌田慧さん> <法政大学教授・山口二郎さん> <講談師・神田香織さん> <映画監督・神山征二郎さん> <法政大学名誉教授・袖井林二郎さん> <過剰警備監視国会議員団・民主党の議員の方> <「学者の会」の名古屋大学名誉教授池内了さん> <シールズの方> <音楽家の坂本龍一さん> <関西からの方> <作家の森村誠一さん> <宗教者9条の会代表・宮城泰年(聖護院)さん> <憲法学者・明治大学教授の浦田一郎さん> <日弁連会長の山岸憲司さん> <ママの会の池田良子さん> <ヘリ基地反対協代表の安次富浩さん> の方々が話し、行動提起は <実行委員会の高田健さん> でした。 その中から五つほど紹介します。 <音楽家の坂本龍一さん> 憲法が壊されようとしている。 しかし、ここに来て、それを取り戻す、血肉化する大事な時期に なっている。私たちは命をかけてそれを闘い取ろうとしている。 イギリスのマグナカルタ、フランス革命に近いことが起こっている。 これを一過性のものにしないで、行動を続けて行って欲しい。 自分も一緒に闘う。 <関西からの方> こみ上げてくる怒り、衝動。 アベ、私たちの声が聞こえるか。 人の命を奪うことを拒否する人間の声が聞こえているか。 イラク戦争での出来事、米軍の仕業。 ファルージャでは「息をしているものはみんな殺せ」と言い、 皆殺しにした。これは戦争犯罪だ。 このことを問われると、アベは答えられなかった。 そんなことになるのかと思うといても立ってもいられない。 すべての命は尊い。 この法案を許すと、自分が責任を取れないことを許すことになる。 なぜなら私は主権者であり、この国の進路に責任を持っているから。 私は認めることによって失われる命に責任を取れない。 絶対に止めたい。国家の名の下に命を奪うことになる。 この国に生きる人々の力で絶対に止めることができる。 絶望からの闘いが、世界の平和を守る闘いになる。 <ママの会の池田良子さん> 7月4日に会を立ち上げ、8月17日までに19500人のママからの メッセージが届いた。それを「集」にして安倍首相に手渡したかった。 しかし、たらい回しされた挙句断られた。 「ママの会」はこれまで、40の都道府県で立ち上がっている。 何としても廃案にしたい。 私たちは黙っていない。民主主義はこれだと分かった。 子どもはいとおしい存在だ。だから戦争に反対する。 すべてのママと手を取り合う。ママは諦めない。 戦争法案を止める。 <ヘリ基地反対協代表の安次富浩さん> 本日沖縄でも那覇で17時から、3000人規模で集会を開く。 辺野古に基地は作らせない。翁長知事も名護市長も反対になった。 諦めてはダメだ。闘い抜くことが現状を変える。 これまで多くの県民が闘ってきた。 安倍政権は「法治主義」というが、安保法制は憲法違反の法律だ。 また、沖縄の民意を聞こうともしない。 「辺野古」、「安保法制」、「原発」の闘いは三つのトライアングルの輪だ。 これらに反対し、安倍内閣を打倒しよう。 行動提起で、<実行委員会の高田健さん>は、次のように述べました。 8・30は大成功しつつある。この声は安倍政権に届くだろう。 9月上旬の強行採決を絶対許さないエネルギーになる。 本日は12万人が参加した。 9月上旬は強行採決阻止の闘いが待っている。 9月3日(木) 木曜日国会前行動 9月8日(火) 火曜日行動・新宿西口 (それぞれの地域でも) 9月9日(水) 日比谷野音での集会とデモ(銀座と国会の二方向へ) 9月10日(木) 木曜日国会前行動 9月11日(金) 国会前行動 9月12日(土) 辺野古新基地建設反対の闘い 14:00 国会包囲行動 9月14(月)、15日(火) 13:00〜17:00 国会前座り込み 18:30〜 国会前大集会 本日全国では1000箇所以上の取り組みがあった。 50〜60万人は参加しているだろう。 闘いはこれで終わりではない。安倍を打ち倒すことだ。 次世代のための私たちの責任を果す。 集会後、帰路、「赤旗」の<特別号外>が配布されていました。 その一面に「怒りの渦 国会包囲」という見出しで、 国会正面に向かって車道を埋め尽くす、 数え切れないほどの群衆の写真が出ていました。 改めて、本日はこれほどの人々がいたんだと実感しました。 本日の「8・30」の成功によって 2015年「東京夏の陣」は安倍政権包囲の隊列が 確実にできたと思います。 そして、多くの人々が「安倍政権打倒!」という声を上げています。 したがって、今後この隊列はさらに強化され、 時が来れば安倍政権に対する総攻撃に移るでしょう。 *************************************************** 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://houinet.blogspot.jp/ 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://homepage3.nifty.com/hinokimi Created by sasaki. Last modified on 2015-08-31 10:14:52 Copyright: Default |