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LNJ Logo レイバー映画祭2015、東京・田町で7.25に開催
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News Item 0725kokuti
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 ことしのレイバー映画祭は、7月25日(土)田町交通ビル6Fホールで開催され、330人が参加し盛況のうちに終了しました。報告はこちらでご覧いただけます。



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●レイバー映画祭2015

とき 7月25日(土)10.15〜17.20(開場10.00)
ところ 田町交通ビル6Fホール
参加費 一般当日 1500円(出入り自由・全作品鑑賞可)
    前売・予約 1300円
    失業者・障害者 一律1000円
    学生 無料
↓メール予約
http://vpress.la.coocan.jp/yoyaku-labor15.html

〔プログラム〕
9.45 開場
<一部・生きる権利>
10.15〜12.15
 『もうひとつの約束』(115分)
12.15〜13.00 休憩 45分
<二部・戦争する国ノー>
13.00〜15.15
 『天皇の名のもとに〜南京大虐殺の真実』(50分)
 『誰も知らない基地のこと』(74分)
15.15〜15.25 休憩 10分
<三部・声を上げる人たち>
15.25〜17.10
 『ワーカーズ・リパブリック』(60分)
 『メトロレディーブルース・3』(40分)
17.10〜17.20 フィナーレ
 メトロレディーと仲間たち
終了後、公園にて二次会

〔作品解説〕
●『もうひとつの約束』 監督 : キム・テユン監督 2014年/韓国/115分

  映画は、サムスン電子半導体工場で白血病を患い2007年に22歳で他界したファン・ユミさんの父親、ファン・サンギさんの裁判闘争を元に、キム・テユン監督が取材し脚本化した作品。韓国の大企業・サムスンの恥部を告発する映画ということで、劇場が相次いで上映を見送る中、自主上映運動が巻き起こった。「絶対にあきらめない。父親だから」。サムスンの妨害工作にも負けない遺族たち。巨大企業に素手で闘いを挑む姿が感動的だ。 *映画解説(安田幸弘)『もうひとつの約束』予告編 ●『天皇の名のもとに ―南京大虐殺の真実』監督 : クリスティン・チョイ&ナン シー・トン 1995年/米国/50分

  1937年の南京事件とは何であったのか? 当時、南京に滞在していた米国人 ジョン・マギー牧師は、密かに16ミリフィルムを回し記録していた。深傷を負って南京病院に運び込まれた人々、黒焦げの死体、強姦された女性、目を覆うシーンが続く。アジア系米国人の監督は、日本でも元日本軍兵士や関係者を取材し、南京事件を様々な角度から検証している。劇映画『ジョン・ラーベ』と同じく日本で公開できなかった作品だ。歴史が問われるいまこそ、必見の映画である。 *お勧め(笠原眞弓) ●『誰も知らない基地のこと』2010年・イタリア作品・74分

  米国は、冷戦後も世界の至る所で基地をふやしつづけている。約40カ国に700 カ所以上の米軍基地が存在する。沖縄では、普天間基地移設を口実に辺野古に新 基地をつくろうとしている。それはなぜか。イタリアのエンリコ・バレンティ& トーマス・ファツィ監督の『誰も知らない基地のこと』は、沖縄をはじめ世界の 米軍基地を回り、たたかう人々を取材し、グローバルな視点から問題提起をして いる。注目すべき点はこの映画が、基地をつくり抑圧する側の論理を追究してい ることだ。米国はいまや軍産複合体として世界中に敵をつくり、基地をふやして いく戦争経済で成り立っている。それによって「ローマ帝国」のように世界を支 配しようとする。オバマはその召使いでしかない。これを中断すれば、米国経済 そのものが破綻してしまう。映画はそこを突く。安倍政権は、米国に従属して 「戦争する国」に邁進しているが、米軍基地の正体を暴いたこのドキュメンタ リーは、日本の「いま」を考える格好の教材となっている。(木下昌明) *『誰も知らない基地のこと』予告編 ●『ワーカーズ・リパブリック』 監督 : アンドリュー・フレンド 2010年/米国 /60分

  シカゴにある建具製造会社リパブリック・ウィンドウズ・アンド・ドアーズの 工場労働者たちが、3日後の工場閉鎖を突然通告され、怒りを爆発させて工場を 占拠したのは2008年12月のことだった。オバマ大統領も工場労働者の権利支持を 公にするなど、異例の展開を見せた争議は、大手マスコミも無視できないほど注 目を集めた。マイケル・ムーアの映画『キャピタリズム』にも登場した争議で、 米国労働者の果敢なたたかいを伝える。 ●『メトロレディーブルース 3』 制作 : ビデオプレス 2015年/日本/40分

  「同じ仕事なら同じ待遇を」「退職金ゼロで65歳雇い止めはおかしい」。東京 メトロ売店で働く契約社員の女性たちは、東京東部労組メトロコマース支部をつ くり、「差別撤廃」に向けてたたかい続けている。2014年には裁判も起こし、今 や「非正規労働者のシンボル」だ。今年春には、レディたちは怒りのメラメラ ハットをかぶり、組合員の雇い止め阻止に向けて三たび立ち上がった。「レイ バー映画祭」で大好評の現在進行形作品『メトロレディーブルース』の第三弾。

Created by staff01. Last modified on 2015-07-28 11:48:09 Copyright: Default

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